サステナブルな
IT ソリューション

IT(情報技術)は、インフラのモダナイズによって、環境、エネルギー、経済の諸問題に対応することで、サステナブルな取り組みに大きく貢献する可能性を持っています。

Nutanix は、IT システムの環境への影響をさまざまな要因を考慮して評価するソリューションを提供しています。

サステナビリティは IT 戦略の優先事項の一角に

ECI(Enterprise Cloud Index)調査結果

「1 年前と比べて、サステナビリティは自社にとって重要になっている」と回答した調査対象者の割合

 

92%

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2024年1月23日

「サステナビリティ目標の達成は企業が取り組むべき課題の 1 つであることを認識している」と回答した調査対象者の割合

 

85%

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2024年1月23日

「企業のサステナビリティ目標の達成は重要な課題である」と回答した調査対象者の割合

 

36%

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2024年1月23日

Nutanix のソリューションによるサステナブルな IT 戦略の構築

自動化、インサイト、柔軟性を備えた統合プラットフォームにリソースを統合することは、サステナビリティ目標の達成に役立ちます。

 

フットプリントの統合

物理的なフットプリント、サイロ、オーバープロビジョニングを削減することで、電力、冷却、二酸化炭素、コストを削減できます。稼働する部分にのみ電力が供給され、クラウドにバーストしたクラスタも使用しないときは休止状態にできます。

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2024年1月23日

ワークロードの配置の最適化

デジタルカーボンフットプリントの最小化を図ることができます。エッジ、オンプレミス、ホスティング、パブリッククラウドを問わず、炭素排出量と消費電力の節減にもっとも効果的な環境でワークロードを実行できます。

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2024年1月23日

自動化、可視性
インサイトの活用

自動化されたインテリジェンスを活用して、リソースの最適化、可視性と制御性の強化、インフラに関するよりスマートな意思決定を可能にし、IT 管理の効率を 53% 向上させます1

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2024年1月23日

ビジネスの耐障害性を強化

データ損失や不慮のシステム停止を防止することで、計画外のダウンタイムを 97% 削減できます1。Nutanix のソリューションには、設計段階からサイバーセキュリティとサプライチェーンセキュリティが組み込まれています。

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2024年1月23日

データセンターにおけるサステナビリティの向上

ホワイトペーパー:Atlantic Ventures による事例
「データセンターにおけるサステナビリティの向上」

環境フットプリントを低減するためのエネルギー効率の高いデータセンター運用に向けてハイパーコンバージドアーキテクチャが持つ潜在的効果を解説します。

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Organic Valley では、 IT インフラをモダナイズし、持続可能性を向上させています。

オーガニックバレーのロゴ

米 有機乳製品メーカーの Organic Valley が、物理的なフットプリントを半分以下に削減し、電力使用量の削減と冷却要件の大幅な節約を実現した手法を動画でご覧いただけます。

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よくある質問(FAQ)

サステナブルな IT の目標は、テクノロジーの使用による環境への負荷を最小限に抑え、IT オペレーションのレジリエンスを高めることです。責任を持ってテクノロジーを使用することは、エネルギー消費を削減し、資源の効率的な利用を促進することにつながります。サステナブルな IT の主な要素には、エネルギー効率、再生可能エネルギーの利用、ライフサイクル管理、仮想化とクラウドコンピューティング、サステナブルな調達などがあります。組織はサステナブルな IT プラクティスを採用することで、環境保全への貢献、運用コストの削減、社会的責任の履行などの役割を果たすことができます。すなわちサステナブルな IT とは、テクノロジーのライフサイクルのあらゆる段階において、テクノロジーが環境に与える影響を考慮する包括的なアプローチです。

サステナビリティに対する意識は、気候変動、エネルギー不足、現在および検討中の規制がもたらす課題に呼応して高まり続けています。IT は、エネルギー消費の削減、責任ある廃棄物管理の推進、製造における環境に優しい素材の使用などにおける原動力の 1 つとして重要な役割を担っています。また、ダウンタイム、データ損失、環境関連規制へのコンプライアンスの問題に関連するリスクを最小限に抑えられるようにレジリエンスのあるオペレーションを行う責任もあります。サステナビリティを IT 戦略に取り入れた企業は、市場動向の変化に適応して長期的に存続し続けるうえで有利なポジションを占めることができます。

IT オペレーションをよりサステナブルにすることは、環境への影響を低減し組織のレジリエンスを高めるという目的において、組織の全体的な戦略上の重要な要素の 1 つです。サステナブルな IT プラクティスには以下のような例があります。

  1. エネルギー効率の高いハードウェアを検討したり、データセンターの電力利用効率(PUE)を改善する方法を検討する。IT インフラの電源用に再生可能エネルギーを取り入れる方法を検討する。
  2. 仮想化の活用により、サーバーの使用量を最適化したり、物理的なフットプリントの要件を低減したりして無駄を排除する。ハイパーコンバージドインフラ(HCI)のようなソフトウェア定義のインフラは、エネルギー使用量と排出量を削減できるだけでなく、サイロを取り払うことでワークフローを効率化できます。
  3. クラウドベースのサービスに移行する。一般的に、クラウドベースのサービスは、オンプレミスのソリューションと比較して、エネルギー効率とリソース利用効率に優れています。
  4. IT 機器の責任ある最終処分管理を実施する。

サステナブルな IT プラクティスを実践することで、以下のようなさまざまなメリットが得られます。

  1. コストの削減:サステナブルな IT を実践すると、多くの場合、エネルギーと資源の消費量が削減されるため、無駄が排除されて長期的なコスト削減につながります。さらに、自動化とインサイトを活用して時間とリソースを節約することでも、コスト削減を実現できます。
  2. エネルギー効率:エネルギー効率の高いハードウェアの使用や仮想化などのテクノロジーといったグリーン IT の実践は、エネルギー消費の削減に寄与し、カーボンフットプリントの削減につながります。
  3. 環境負荷の最小化:サステナブルな IT は、資源消費、電子廃棄物、有害排出物を最小限に抑えることで、環境への影響を軽減し、生態系全体の健全性に貢献します。
  4. 規制へのコンプライアンス:サステナブルな IT プラクティスに従うことは、法律や規制の順守に関する問題にまつわるリスクを軽減するうえでますます不可欠になっています。

サステナブルな IT ソリューションが従来の IT ソリューションと異なるのは、主にリソース効率、環境的および社会的な責任、長期的なレジリエンスの観点での取り組み方の違いです。例えば、従来の IT では、リソースの使用効率や環境への影響はあまり考慮されず、性能や機能に優先度が置かれていました。一方で、サステナブルな IT ソリューションは、リソースの使用効率を最適化し、エネルギー消費を最小限に抑え、廃棄物や有害な排出物を削減するように設計されています。仮想化、クラウドコンピューティング、エネルギー効率の高いハードウェアなどの技術は、リソースの効率化に貢献します。インフラを集約する方法を取り入れると、物理的な要件を最小限に抑え、環境への負荷を軽減できます。サステナブルな IT ソリューションは、レジリエンスを考慮して設計されています。組織は、IT オペレーションが環境や社会に与える影響を考慮することで、将来の規制の改定や市場の期待の変化に適応できる体制を整えることができます。

サステナブルな IT ソリューションの導入には初期費用がかかりますが、効率性の向上、エネルギーやリソースの消費量の削減、環境への影響の緩和、環境規制に関連して発生しうる罰金や法的問題の回避などによって得られる可能性のある長期的なコスト削減額を考慮すると、その費用は財務的に妥当な投資になり得ます。

サステナブルな IT ソリューションは、環境志向が高まる市場において企業の総合的な強みを高めるための大きな原動力となり、その結果、長期的なサステナビリティ、レジリエンス、競争力がもたらされます。効果が期待される分野には、以下のようなものがあります。

  1. コスト削減:多くの場合、財務パフォーマンスの向上は効率の改善、エネルギー消費の削減、リソース使用の最適化によって達成されます。
  2. 効率性とレジリエンスの向上:仮想化やクラウドコンピューティングのようなテクノロジーは、運用効率の向上を支援します。その結果、プロセスの効率化、応答時間の短縮、全体的な生産性の向上を実現できます。さらに、IT インフラのレジリエンスを高めることもできます。企業はこのような適応力により、変化する市場環境や技術革新により効果的に対応できるとともに、競争上の優位性を確立できます。
  3. リスクの軽減:現在、環境関連の法律が増加しています。サステナブルな IT ソリューションの下では、環境規制や倫理規範を順守することで、罰金や法的問題のリスクを軽減するのに役立ちます。
  4. 従業員の定着:サステナブルな IT ソリューションを導入することで、従業員の士気とエンゲージメントを高め、生産性の向上と職場環境の活性化を実現できます。

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