事業継続性とディザスタリカバリ

データ保護とビジネスレジリエンスの強化

サイバー脅威、データ損失、情報漏えいからデータを保護し、アプリケーションを迅速に通常稼働へ復旧します。

甚大なコストを伴う
アプリケーション停止とデータ損失

計画外の停止は、1  時間あたり 100 万ドル以上の損失をもたらし、生産性を低下させ、企業の評判にも深刻な影響を及ぼします。1

 

1. 出典:CIO Dive「IT outages cost companies up to $1M per hour」

あらゆる場所で保護

 

Nutanix のデータ保護と DR 導入モデルは、データセンター、エッジ、パブリッククラウド、マネージドサービスプロバイダを含むあらゆる環境に対応します。

ワークフローを簡素化

 

統合管理プレーンを活用した DR オーケストレーションにより、ワークフローを簡素化し、TCO を削減します。

柔軟な選択肢

 

ネイティブレプリケーションやリカバリ機能を活用、または統合バックアップベンダーのエコシステムを利用できます。

あらゆる状況に対応するレジリエンス

包括的なデータ保護

IT サイロの排除とオペレーションの簡素化

Nutanix は、スナップショットやレプリケーションを含むデータ保護機能を標準で提供し、バックアップ専用サイロ型インフラの個別管理を不要にします。VM とコンテナ運用および保護に対応し、複雑さを軽減します。

クラウドバックアップの導入

バックアップスナップショットを Nutanix Cloud Clusters にレプリケート、もしくは Nutanix Multicloud Snapshot Technology(MST)を活用し、Amazon S3、Google Cloud Storage、Nutanix Objects を含むあらゆる S3 互換オブジェクトストアにスナップショットを保存します。

バックアップパートナーのエコシステム

Nutanix は主要なバックアップベンダーと提携しています。Nutanix 機能との API 統合が可能で、任意のバックアップソリューションを継続して使用できます。

ハイブリッド・マルチクラウド運用のための
ディザスタリカバリ

Nutanix Disaster Recovery は、柔軟性とシンプルさ、高い信頼性を兼ね備えた事業継続ソリューションです。ハイブリッド・マルチクラウドにおける複雑さを軽減し、SLA の準拠を可能にします。

柔軟なデプロイメントモデル

オンプレミス、パブリッククラウド、マネージドサービスプロバイダから、最適なデプロイメントモデルを選択できます。

シンプルで統一された管理

統合管理プレーンにより、ハイブリッド・マルチクラウドのリカバリプランを自動化し、保護プランを定義できます。

高信頼のフェイルオーバーとフェイルバック

無停止できめ細かなテストのフェイルオーバーを実行し、コンプライアンス要件に確実に対応します。

バックアップとサイバーストレージ

バックアップなどの用途に合わせてストレージを選定・導入・管理する作業は、複雑化する IT 環境をさらに煩雑にします。Nutanix Unified Storage(NUS)により、Nutanix と同じ 管理や監視プレーンを活用する専用のバックアップストレージを展開できます。環境をシンプルに保ち、先進機能を活用し、サイバーレジリエンスを高めることが可能です。

レジリエントなデータ保護のための不変の(イミュータブルな)ストレージ

S3 互換オブジェクトストレージなどのイミュータブルストレージは、バックアップとリカバリの強化に不可欠です。WORM 対応の Nutanix Object Storage は、堅牢なバックアップ戦略の基盤です。

Nutanix Objects による分離の実現

ネットワークセグメンテーションを標準で備える Nutanix Objects は、外部接続を内部ストレージネットワークから分離し、分離バックアップを実装する理想的なプラットフォームです。バックアップ専用クラスタにより、バックアップデータを効果的にエアギャップできます。

Data Lens によるプロアクティブなサイバー防御

Nutanix Data Lens は、脅威をプロアクティブに検知してブロックし、ランサムウェア攻撃による被害を数分以内に抑えることを目標としています。アノマリ検知、シグネチャ検知、振る舞い分析を組み合わせ、不審な挙動を検出します。

Nutanix は多くの企業から信頼されています

テストドライブ

ミッションクリティカルなアプリケーションを迅速に保護、複製、リカバリし、厳格な SLA を確実に遵守できます。

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DR の専門家が、最適なソリューションをご提案します。

FAQ - よくある質問

エンタープライズ BCDR は、ERP のような重要システムの障害時における継続稼働を保証し、高コストなダウンタイムを最小限に抑えます。BCDR は、事業継続性 (運用の維持) とディザスタリカバリ (インシデント後のシステム復旧) を組み合わせたものです。1 時間あたり最大 100 万ドルの損害につながるリスクのある障害に対処します。2例えば、小売業者は重要なインベントリ管理システムをサイバー攻撃から保護するために BCDR 戦略を導入します。

 

Nutanix は、スナップショットや非同期レプリケーション、NearSync レプリケーション、同期レプリケーションを含む一連の機能を標準で提供しています。これらの機能により、多くのエンタープライズにおける BCDR のシンプルな導入と高いコスト効率が可能になります。また、Nutanix は、Commvault、HYCU、Veeam などの主要なバックアップベンダーのソリューションとも統合しています。

 

2.出典:CIO Dive「IT outages cost companies up to $1M per hour」

エンタープライズは、年に一度は BCDR 計画のテストを実施すべきです。また、重要なコンポーネント、IT インフラ、業務プロセスに大きな変更が生じた時には、テスト実施の頻度を増やす必要があります。計画の効率性を維持し、現行の運用環境を正しく反映するうえで、定期的なテストの実施は欠かせません。テストの手法は、チームが口頭で計画を確認する机上演習から、実際のシステムフェイルオーバーやデータ復旧を含む本格的なシミュレーションまで、さまざまなものがあります。頻繁なテストの実施により、計画の弱点、古い情報、ギャップを特定し、必要な修正を行えます。また、担当者が実際の災害時における役割と責任に慣れることで、対応時間の短縮や、全体的な復旧効率を高めることができます。

 

Nutanix は、複製スナップショットを使用した無停止テストフェイルオーバーにより、BCDR テストを実施します。Nutanix の BCDR テストにより、組織は DR 計画の検証や潜在的な不備を明確にし、稼働中のオペレーションに影響を与えたり、ダウンタイムのリスクを負うことなく、コンプライアンス要件を満たすことができます。

クラウドサービスは、拡張性、地理的分散、コスト効率の高いリカバリーオプションを提供し、BCDR を強化します。

 

クラウドプラットフォームは、データバックアップ、アプリケーションフェイルオーバー、ディザスタリカバリ・アズ・ア・サービス (DRaaS)を実現する、柔軟なインフラです。エンタープライズは、クラウドのリージョン間やセカンダリークラウドプロバイダにワークロードを複製し、冗長性を確保できます。また、クラウドはオンデマンドでの拡張も可能で、完全なフェイルオーバーが必要な時には、パイロットライト DR 拠点を迅速に拡張できます。AWS、Azure、Google Cloud Platform を含む主要プロバイダが提供するツールは、フェイルオーバー、スナップショットリカバリ、ハイブリッドディザスタリカバリの自動化を可能にします。ただし、クラウドベースの BCDR を効果的に実施するには、計画、構成、テスト、オンプレミスシステムとの統合が必要です。

 

Nutanix は、BCDR 計画の一環としてクラウドリソースを活用して複数の戦略を提供し、各クラウド固有のスキル習得の手間を軽減します。Nutanix Cloud Clusters は、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud で動作します。そのため、オンプレミスアプリケーションを任意のクラウドで再起動させることや、異なるクラウドプロバイダ間における DR の実装が可能です。さらに、Nutanix Multicloud Snapshot Technology(MST)を利用すれば、Nutanix のスナップショットを S3 互換のストレージに直接保存し、クラウドからリカバリできます。

ランサムウェアは IT システムを麻痺させるおそれがあります。そのため、BCDR 計画には、身代金を支払うことなく、IT システムを迅速かつ安全に復旧へ導く戦略を組み込む必要があります。ランサムウェア攻撃はデータを暗号化して支払いを要求し、バックアップシステム自体を標的にすることもあります。堅牢な BCDR 戦略には、イミュータブルバックアップ、エアギャップバックアップ、エンドポイントプロテクション、明確な復旧ワークフローが含まれます。データを確実に迅速かつクリーンに復元するには、バックアップテストの定期的な実施が重要です。さらに、感染したシステムを迅速に特定して隔離すれば、感染拡大を防止できます。机上演習や復旧シミュレーションは、高いストレス負荷が伴うランサムウェアシナリオへの備えに役立ちます。強力なランサムウェア耐性を備えた BCDR 計画は、攻撃者からの身代金支払いを要求されるリスクを軽減し、事業継続性を確保します。

 

Nutanix は、主要なバックアッププロバイダとの統合を含む、一連の BCDR 機能を備えています。イミュータブルストレージと高速リストア機能により、サイバー攻撃からの迅速な復旧を支援します。

 

Nutanix Data Lens は、脅威を検知してブロックし、ランサムウェア攻撃からの被害を 10 分以内に抑えることができます。シグネチャベース型検出が既知の脅威を特定し、振る舞い検知が疑わしい挙動を検出します。

RTO は許容可能な最大ダウンタイムを指し、RPO は許容可能な最大データ損失を時間単位で表したものです。RTO は、障害発生からシステム復旧までの時間を定めます。例えば、「メールサービスを 2 時間以内に復旧させる」というものです。RPO は、バックアップの頻度に基づいた許容されるデータ損失量を表します。例えば、「15 分以内のデータ損失まで許容」というものです。RTO や RPO は、バックアップ、フェイルオーバー、リストア戦略の設計の指針となります。ミッションクリティカルなアプリケーションでは、RTO を数分、RPO をゼロに近づける必要があります。しかし、重要度の低いサービスでは、数時間から数日が許容されることもあります。ビジネスニーズに応じた RTO と RPO は、効果的な BCDR 計画の中核となります。

 

Nutanix は、BCDR に求められる柔軟な機能を提供します。要求の厳しいビジネスクリティカルなアプリケーションを含むシステム全体に対して、多様な RPO と RTO 目標を、高いコスト効率で達成します。