モダンなストレージファブリック

AOSストレージとは?

 

AOS ストレージは、Nutanix Cloud Platform の中核を担う、自動化されたソフトウェア定義ストレージです。従来の SAN や NAS を置き換え、オンプレミス環境とクラウド環境の両方で柔軟にスケールし、企業のニーズに応じて拡張可能です。

あらゆる規模のアプリケーションに対応する最新ストレージ

AOS ストレージは、Nutanix Cloud Platform を支えるスケールアウト型ストレージ技術であり、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)とクラウドの両方に対応します。高度に分散したソフトウェアアーキテクチャを通じて、エンタープライズグレードの機能を提供します。

性能

NVMe など最新のストレージメディアを活用した高性能なソフトウェア定義アーキテクチャにより、SAN と同等の高速性能を実現します。

高信頼性

高度なソフトウェアアルゴリズムにより、ハードウェア障害からサイト全体の停止まで、データを確実に保護します。

拡張

パフォーマンスと容量をリニアに拡張し、新たな容量が追加されるとデータを自動的に分散します。

AOS ストレージの仕組み

AOS ストレージ

機能

性能

データローカリティ

 アプリケーションがデータを書き込むと、そのコピーがローカルに保存され、ネットワークを介さずにアクセス可能です。これによりレイテンシを最小限に抑え、ネットワーク混雑を防ぎ、高いパフォーマンスを実現します。

インテリジェントなティアリング

ストレージ環境がデータアクセスを継続的に監視し、SSD または HDD 層への配置を自動的に最適化。手動の介入なしで常に最適なパフォーマンスを提供します。

高スループット

NVMe など最新のストレージ技術により、従来の SATA や SAS と比較して、圧倒的なスループットと高速応答を実現します。

高信頼性

効率的なスナップショット

 VM とアプリケーションレベルの一貫性を備えたメタデータベースのローカルスナップショットにより、迅速なデータリカバリを可能にし、幅広い RTO・RPO 要件に対応します。

自動自己修復

 AOS ストレージは SSD、HDD/NVMe デバイス、ノード障害時に自動的に自己修復。管理スタックの障害が発生しても、ユーザー介入や遅延なく完全に回復します。

チューニング可能な冗長性

高速・低レイテンシの SSD 層で書き込みを吸収し、バックエンドストレージへ非同期で分散。クラスタ内の複数拠点にデータを保持し、フォールトトレラントを保証します。

拡張性

容易なスケールアウト

AOS ストレージは、企業が現在必要とするインフラから導入でき、アプリケーションやビジネスニーズの進化に合わせて容易にスケールアウト可能です。

独立したスケーリング

ストレージやコンピューティングリソースを独立して拡張できるため、異なるニーズやハイパーバイザー環境に応じて柔軟に要件を調整できます。

迅速なプロビジョニング

ストレージポリシーを簡単に作成して VM にアタッチでき、容量が追加されると動的なストレージプールへ即座にアクセス可能になります。

の仕組み

AOS ストレージは、サーバークラスタに直接接続されたストレージデバイスを統合し、さまざまなストレージプロトコルを介してアプリケーションに提供することで、仮想環境やコンテナ環境のストレージをシンプルにします。 データは、細粒度の分散メタデータシステムによって管理・保護され、効率的な格納と高速アクセスを実現します。さらに、データ損失や破損のリスクを最小限に抑え、堅牢な保護を提供します。

最適な HCI を見極めるには

この動画では、Nutanix アーキテクチャと AOS ストレージのハイレベルな概念をわかりやすく紹介します。

Nutanix AOS のデータレイアウト

この動画では、HCI の概念を基盤に、Nutanix アーキテクチャと AOS ストレージの主要な差別化要因について解説します。

Nutanix は、

世界で 31,000 社以上のお客さまから信頼されています。

その他の機能

ハイパーバイザーの選択自由度
 

独自のハイパーバイザーを実行することも、Nutanix AHV と移行ツールを活用することも可能で、リスクとコストを大幅に軽減できます。

2026年6月25日

ライセンスのポータビリティ
 

アプリケーションやビジネス要件の変化に応じて、柔軟にデプロイメントを変更できます

2026年6月25日

キャパシティ最適化
 

重複排除、圧縮、イレイジャーコーディングを組み合わせることで、クラスタ内の全容量を効率的に活用できます。

2026年6月25日

データレプリケーション
 

Async、Sync、NearSync、Metro Availability、Multiple Site の各オプションにより、柔軟な RPO(復旧時点目標)をサポートします。

2026年6月25日

効率的なスナップショット
 

VM ごとに統合されたスナップショットにより、SAN と同等レベルの高速なクローン作成とリストアを実現します。

2026年6月25日

デフォルトのセキュリティ
 

データ中心のセキュリティによりセキュリティベースラインを自動化し、サイバーレジリエンスを強化します。

2026年6月25日

Nutanix AOS に関するよくある質問 (FAQ)

Nutanix AOS(旧称:Acropolis Operating System)は、Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)全体の核を担うソフトウェアです。その主な役割は、クラスタ内のすべての各サーバー(ノード)に搭載されたコンピュートリソースとローカルストレージ(SSD、HDD)を単一の統合リソースプールとして集約することにより、ハイパーコンバージドプラットフォームを構築することです。 AOS は、Nutanix Cloud Platformの基盤となるオペレーティングシステムであり、すべてのストレージおよびデータサービスを管理する基盤を提供します。高可用性、耐障害性、拡張性を備えたインフラ運用を支える重要なソフトウェアレイヤーです。

一方、AHV は AOS 上で動作する Nutanix の統合型ハイパーバイザーです。仮想マシン(VM)の作成、運用、管理をシンプルに行うために設計されています。

AOS は AHV に加えて、VMware ESXi や Microsoft Hyper-V など、さまざまなハイパーバイザーにも対応しています。ただし、AOS は常に Nutanix 環境の中核機能を支える必須のソフトウェア層として動作します。

Distributed Storage Fabric(DSF)は、Nutanix AOSの核心となる部分であり、システム全体の基盤を支えるソフトウェア定義ストレージ(SDS)テクノロジーです。クラスタ内の各ノードに搭載されたローカルストレージドライブを統合し、高性能かつ高可用性を備えた単一のストレージプールとして提供します。

Nutanix AOS は、データレジリエンス(高いデータ保護性能と回復力)を核心的な原則として設計されています。従来型 RAID に依存せず、分散ストレージアーキテクチャを活用した複数の保護メカニズムを提供します。

レプリケーションファクター(RF)

AOS は、クラスタ内の異なるノードに複数のデータコピーを保持します。標準構成の Replication Factor 2(RF2)では、全てのデータが最低 2 つのノードに保存されます。そのため、ノードやディスクに障害が発生した場合でも、データへ継続的にアクセスできます。

自己修復(Self-Healing)

ディスクやノードの障害が発生すると、AOS が自動的にその障害を検知し、失われたデータのコピーをクラスター内の他の健全なノードへ再複製します。これにより、設定された冗長性レベルを自動的に復元します。自己修復プロセスはバックグラウンドで実行されるため、管理者による手動操作は不要です。

データ整合性チェック

AOS は、データの読み取り・書き込み時にチェックサムを実行し、サイレントデータ破損を検知・防止します。これにより、データ整合性を継続的に維持できます。

Nutanix AOS には、データフットプリントを削減しパフォーマンス向上を実現する高度なデータ最適化機能が搭載されています。これらの機能は、通常はほとんどのライセンスエディションで標準提供されています。主な機能は以下の通りです。

圧縮(Compression)

AOS は複数の圧縮技術を活用し、ストレージ使用量を削減します。圧縮処理は書き込み後にインテリジェントに実行されるため、初回書き込み性能への影響を最小限に抑えます。

重複排除(Deduplication)

AOS は、インライン処理(書き込み時)と後処理の両方で重複データを排除します。重複するデータブロックを識別・排除することで、ストレージ容量を大幅に効率化できます。

イレイジャーコーディング(EC-X)

EC-X は、RAID5/6 に類似したデータ保護方式をソフトウェアで実現する機能です。単純なレプリケーション方式と比較して、より少ない容量で高いデータ保護を提供します。

例えば、3 つの完全コピーを保持する Replication Factor 3(RF3)と比べ、EC-X はパリティ計算を活用することで、ストレージ消費量を抑えながら高い耐障害性を実現します。

 

Nutanix AOS は、1-クリックアップグレード機能に対応しています。アップグレードプロセスはシンプルかつ自動化されており、無停止運用を前提として設計されています。

Nutanix Prism の Web コンソールからアップグレード全体を一元管理できるため、運用負荷を大幅に軽減できます。

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