エッジ & ROBO

エッジ環境の IT インフラを簡素化

Nutanix は、リモート管理のコスト・複雑さを抑えて効率化を図り、エッジ環境にフル機能の IT インフラを提供します。

エッジインフラの価値を最大化

Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)は、業界トップクラスの HCI アーキテクチャを基盤に、優れたセキュリティ、サイバーレジリエンス、パフォーマンスなど、エッジデプロイメントの強化に不可欠なエンタープライズ機能を提供します。

エッジデプロイメントを簡素化

コンパクトな設計で、設置スペースと消費電力を最小限に抑えます。直感的なリモート管理により複数拠点の一元運用を可能にし、VM とコンテナを同一ハードウェア上でサポートします。

多様なユースケースに対応

単一の柔軟なプラットフォーム上で、エッジにおける多様な IT/OT ユースケースに対応します。

柔軟な拡張性

1 ノード、2 ノード、3 ノード以上のオプションで、小規模から大規模まで、あらゆるサイズの要件に対応できます。

柔軟なエッジ AI

Nutanix Enterprise AI でエッジデプロイメントを効率化

セキュアな API を備えた LLM とエンドポイントをエッジにデプロイし、標準化された推論で 生成 AI アプリケーションやエージェントを実行できます。Day 2 運用が簡素化された Enterprise AI は、エッジの利用に最適です。

柔軟なコンピューティングオプション

NVIDIA や AMD の最新 GPU、または Intel や AMD の推論対応 CPU から最適な構成を選択できます。

他のワークロードと並行してエッジ AI をデプロイ

専用の AI インフラは不要で、既存のエッジワークロードと同じ環境で AI 推論を並行して実行できます。

多様なエッジユースケースに対応する柔軟なインフラ

リモートオフィス、小売店、航空機、電車、自動車など、エッジには多様なニーズがあります。Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)は、あらゆるニーズに対応可能なさまざまなフォームファクタを提供しています。

ROBO に最適

NCI は、仮想化およびコンテナ化されたアプリケーション、ファイル/ブロック/オブジェクトストレージ、柔軟なデータ保護・DR、高度なサイバーレジリエンスなど、幅広い機能を備えており、少人数から数百人規模に至るリモートユーザーをサポートします。

集中管理

Nutanix Central により、数十または数百のエッジ拠点の一元管理・監視が可能です。ガバナンスを強化し、セキュアな RBAC ベースの可視性を活用できます。

データ保護と DR のための柔軟なオプション

エンタープライズデータのエッジ移行が進むなか、Nutanix は、ローカル、リモート、クラウドを問わず重要なデータを保護する柔軟な選択肢を提供します。シングルノードのバックアップターゲットは、接続が限定的または断続的な小規模拠点に最適です。

エッジ環境でのセキュリティとコンプライアンス確保

設計段階から組み込まれたセキュリティ

Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)は、標準で強化されたセキュリティを提供し、最新のセキュリティ標準に準拠しています。自動化された自己修復機能により、設定のドリフトを防止し、アップデートや新機能は厳格でセキュアな手法によって開発されています。

主要なセキュリティソリューションとの統合

マルウェア対策、ウイルス対策、SIEM、脅威検出、レイヤー 7 のネットワークセキュリティ、暗号キー管理など、数百におよぶ主要パートナーの Nutanix 対応ソリューションを活用できます。

包括的なサイバーレジリエンス

ネットワークセキュリティ、アプリケーションセキュリティ、不変データ保護など、包括的なプラットフォームセキュリティとレジリエンスを提供します。Nutanix Data Lens により、異常の特定、ユーザー行動の監査、ガイド付きリカバリをサポートします。

Nutanix UI

お客さまの声

FAQ - よくある質問

エッジコンピューティングは、計算とデータ格納をデータの生成場所の近くで行い、高速で効率的な処理を可能にする技術です。中央集中型のクラウドやデータセンターのインフラのみに依存するのではなく、IoT デバイス、センサー、支店など、ソースまたはソースの近くでデータを処理することで、レイテンシーを短縮します。これにより企業では、迅速な意思決定、帯域幅コストの削減、回復力の向上が可能になります。リアルタイム分析、自律システム、小売パーソナライゼーション、製造オートメーションなどのユースケースには特に重要です。また、エッジコンピューティングは、データをローカルに処理することで、プライバシー保護を強化し、接続が制限された環境での運用を支援します。

Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)は、コンパクトでフル機能のハイパーコンバージドインフラソリューションです。AI 推論を含むあらゆるワークロードをエッジに導入し、リモートで管理できる柔軟性を備えています。

企業がエッジコンピューティングをデプロイメントする際に直面する主な課題には、管理の複雑さ、セキュリティの脆弱性、物理的なスペースや環境上の制約、熟練した人材の不足などがあります。数百または数千の分散エッジデバイスでは、異なるアプリケーションが実行され、それぞれのアップデートも必要になります。このため、集中型のオーケストレーションツールなしでは、管理が極めて複雑になる恐れがあります。エッジデプロイメントの分散型という性質により、攻撃対象も広くなるため、リモートデバイスとそのデータのセキュリティ確保が重要な課題となります。また、過酷な環境、電力制限、エッジサイトの専任 IT スタッフの不足などの物理的な制約に対応するため、堅牢で弾力性のあるハードウェアが必要になります。さらに、エッジインフラのデプロイメント、管理、セキュリティ確保に必要な幅広いスキルを持つ IT プロフェッショナルの確保は困難です。

Nutanix は、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)と、オンサイトの専門知識が不要のフル機能のリモート管理を組み合わせることにより、エンタープライズエッジのデプロイメントを簡素化します。Nutanix Central を使用して数十から数百のエッジサイトを管理し、Nutanix Cloud Manager の機能を最大限に活用することで、エッジ展開の安全性、ガバナンス、コスト効率を確保できます。

エッジコンピューティングでは、攻撃対象領域が広くなるため、堅牢な分散型のセキュリティ戦略が必要となります。

エッジノードは地理的に分散しており、管理が不十分な環境に配置されていることが多いため、物理的な改ざんや不正アクセス、ネットワークベースの攻撃に対する脆弱性が高くなります。暗号化、エンドポイントプロテクション、ゼロトラストアクセスコントロールなどの対策でエッジデバイスを保護する必要があります。定期的なパッチ適用とリモート監視も不可欠です。ネットワークセグメンテーションとセキュアな通信プロトコルは、エッジシステムとコアシステム間での侵害の拡大を防止するのに役立ちます。エッジを安全で大規模にデプロイするには、明確に定義されたセキュリティフレームワークが欠かせません。

Nutanix は、ゼロトラストアクセスの採用をはじめ、標準で強化されたプラットフォームにより、エッジデプロイメントのセキュリティを強化します。Nutanix の管理ツールにより、リモート監視とアップグレードが簡素化されるため、システムの最新状態の維持が容易になります。フローネットワークセキュリティは、アプリケーション中心のマイクロセグメンテーションによって侵害を阻止します。Nutanix Data Lens は、異常を検出し、アクセスをブロックし、サイバー攻撃からの回復を加速します。さらに、Nutanix は、マルウェア対策、ウイルス対策、SIEM、脅威検出、レイヤー 7 のネットワークセキュリティ、暗号キー管理など、主要ベンダーの数百ものセキュリティソリューションと統合できます。

コンテナは、一貫性、移植性、リソース効率を提供することで、エッジにおけるアプリケーションのデプロイ、スケーリング、管理を簡素化します。分散環境において、軽量でモジュール化されたポータブルなソフトウェアをデプロイするうえで、重要な役割を果たします。コンテナは、従来の仮想マシンとは異なり、アプリケーションとその依存関係を、ひとつの独立したユニットにパッケージ化したもので、ハードウェアやオペレーティングシステムの違いに関係なく、さまざまなエッジノードで一貫して実行できます。このため、エッジでよく見られる制約の多いコンピュートリソースやストレージリソースに最適です。また、コンテナは迅速なデプロイメントとアップデートをサポートしています。この特長は、多くの拠点にまたがるエッジアプリケーションを維持するために欠かせません。Kubernetes(および K3s や MicroK8s などの軽量版)などのツールを使用することにより、コンテナ化された何千ものエッジワークロードをオーケストレーションして、高可用性、レジリエンス、リモート管理が実現できます。このコンテナベースのアプローチは、クラウドネイティブな開発プラクティスをエッジに適用し、運用の簡素化とイノベーションの加速を同時に達成します。

VM とコンテナを同じハードウェア上で実行可能にすることで、Nutanix はエッジでの Kubernetes とコンテナのデプロイメントを簡素化します。Nutanix Kubernetes Platform(NKP)は、接続性が制限された環境を含め、エッジ環境におけるコンテナの運用をさらに簡素化する高度な Kubernetes 管理機能を提供します。

エッジ AIは、リアルタイムのローカルな意思決定を可能にし、待ち時間を短縮し、クラウド接続への依存度を下げることで、企業のオペレーションを強化します。人工知能モデルは、集中型サーバーやクラウドにデータを送って処理するのではなく、エッジシステム上で直接実行されます。ソースでデータを分析し、即座に対策を実行できるため、生産ラインの欠陥検出、POS での不正防止、フィールド機器の予知保全など、一刻を争うユースケースには欠かせません。エッジ AI はデータをローカルに処理することでレイテンシーを削減し、帯域幅の使用を最小限に抑え、接続の中断がある環境でも信頼性を向上させます。また、部外秘データを発生源により近い場所に保管することで、プライバシーとコンプライアンスを強化します。製造業、小売業、物流、ヘルスケアなどの業界では、エッジ AI によって、迅速なインサイト獲得、スマートな自動化、顧客や業務対応の迅速化が可能になります。

Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)は、エッジでの AI 推論機能のデプロイに最適なプラットフォームです。NCI を Nutanix Enterprise AI(NAI)と組み合わせることで、セキュアな API を備えた LLM とエンドポイントをエッジにデプロイし、標準化された推論の生成 AI アプリケーションとエージェントを実行できます。

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