デジタル主権

デジタル主権の強化

ベンダーロックインや地政学的リスクに縛られることなく、データのセキュリティを確保し、コンプライアンスを支援し、レジリエントなシステムを構築します。

データと運用を制御

Nutanix は、アプリケーションとデータを場所を問わず柔軟に実行できる環境を提供し、レジデンシーポリシーの適用、包括的な暗号化、きめ細やかなアクセス制御、高いレジリエンスの確保に加え、オフライン環境やエアギャップ環境でのシームレスな運用を可能にします。

物理的な場所を問わず、重要なデータを保護・管理し、規制へのコンプライアンスを支援

保存時/転送時暗号化、統合された鍵管理、ID およびアクセス管理、役割ベースのアクセス制御により、デジタル主権を保護します。さらに、マイクロセグメンテーションとネットワークセキュリティ機能を通じて、データやネットワークへのアクセス、トラフィックの流れ、データレジデンシ―を正確に制御し、ゼロトラストフレームワークの確立により、データ主権の確保と現地法規への準拠を効率化します。

クラウドプロバイダの運用に対する可視性と制御性を高め、データ主権を強化

改ざん不可能な監査ログ、自動レポート作成、SIEM システムとの統合によるリアルタイムのモニタリングとアラートにより、運用、ユーザーアクティビティ、システムの動作に関する可視性を確保します。エッジ、プライベート、パブリックの各クラウドのリスクを軽減し、プラットフォーム間だけでなくオフライン時でも統一された運用を実現します。さらに、アプリケーションとデータをシームレスにリパトリエーションし、地政学的ニーズの変化に対応します。

テクノロジースタックを完全に制御し、組織の自律性とレジリエンスを向上

インフラ、仮想化、Kubernetes のライフサイクル管理やデータサービスを含め、オフラインや非接続環境、エアギャップ環境でも、シームレスかつセキュアに運用できます。また、堅牢な冗長性とフェイルオーバーのメカニズムなど、幅広いバックアップと災害復旧ソリューションにより、非常時にもシステムの継続稼働と早期回復を確保します。

Nutanix のお客さまの声

よくある質問(FAQ)

デジタル主権とは、政府機関や民間組織が、現地の法規制の範囲内で、外国の事業者や外部企業に過度に依存することなく、自国のデジタルインフラ(ハードウェアおよびソフトウェア)、データ、技術を管理・保護する能力のことです。

データ、サービス、インフラに対する権限とコントロールが少数のテクノロジー企業に過度に集中するようになったため、政策立案者や組織は、デジタル主権に注目するようになりました。世界の各地で、自らが外国のクラウドインフラプロバイダーに大きく依存していることを自覚する組織が増えています。さらに、外国企業のクラウドサービスにホストされたデータ、インフラ、および運用の主権についても懸念が高まっています。

組織は、現地の法規を遵守しつつ、データや業務に対する外国の支配や影響に伴うリスクを軽減するための取り組みを進めています。IT リーダーは、データを保護し、業務の完全性を維持して、デジタル主権を実現するソリューションを使用しています。暗号化、データレジデンシー制御、アクセス制御、ガバナンスおよび監査機能、主権クラウドプラットフォーム、エアギャップ環境などです。デジタル主権ソリューションは、ベンダー提供の IT 資産に対する制御を高めようという組織のニーズに対応するものです。デジタル主権の最終的な目標は、セキュリティが強固で、レジリエントな IT エコシステムの構築と維持にあります。

CIO は、主権成熟度モデルの構築から始める必要があります。まず、Nutanix のツール(可視化のための Prism Central やリスク分析のための Flow Security Central など)を使用して、現在のインフラストラクチャの評価を行います。次に、マイルストーンを定義します。

  • データローカライゼーション
  • ポリシーの実施
  • ソブリンクラウドの統合
  • コンプライアンスの自動化
  • ゼロトラストアーキテクチャ

Nutanix の導入により、KPI を通じて進捗状況を追跡し、ガバナンスを自動化することによって、イノベーションを犠牲にすることなく、完全なデジタル主権の実現が可能です。

Nutanix は、クラウドスマートな独立性を実現します。Nutanix のプラットフォームは、ハードウェアに依存せず、ハイパーバイザーに柔軟に対応し、クラウドに中立であるため、ロックインを回避し、必要に応じたプロバイダーの切り替えが可能です。オープンスタンダード、API 駆動型のオーケストレーション、およびソブリンクラウドプロバイダーとの現地におけるパートナーシップをサポートしています。これにより、国益と事業継続の目標に合致したレジリエントなデジタル基盤の構築ができます。

Nutanix でデータを常にコントロール。Nutanix のハイブリッドマルチクラウドプラットフォームにより、CIO は、一元化されたガバナンスを維持したままで、コンプライアンスの要件に応じて、オンプレミス、ソブリンクラウド、ハイパースケーラーのいずれにも、ワークロードをデプロイできます。ポリシーベースの自動化、データロケーション制御、統合されたセキュリティにより、俊敏性を損なうことなく、現地法規への準拠が可能になります。EU、中東、アジア太平洋地域など、どの地域で事業を展開している場合でも、Nutanix はインフラにコンプライアンスを組み込む支援をします。

CIO は監査対応可能なインフラを必要としています。Nutanix プラットフォームには、ネイティブのログ記録、ロールベースのアクセス制御 (RBAC)、データ暗号化、および GDPR、NIS2、ISO 27001 などのフレームワークに準拠したレポートの作成を簡素化するコンプライアンスダッシュボードが備わっています。Nutanix により、コンプライアンスの管理を自動化し、リアルタイムの監査証跡を生成できるため、チームの負担が軽減され、規制当局の監査にいつでも対応できる状態を維持できます。

デジタル主権は戦略的な差別化要因です。お客さまや規制当局は、データが責任を持って保護および管理される保証を求めています。Nutanix は、透明性、セキュリティ、コンプライアンスに優れたインフラを通じて、その保証を実現します。デジタルオペレーションの管理能力を示すことで、ブランドの信頼を築き、レピュテーションリスクを軽減し、地政学上または規制上の変化に対するレジリエンスを確保できます。Nutanix により、主権は制約ではなく、ビジネスを推進する要素となります。

Nutanix をテストドライブ

Nutanix Cloud Platform がデータ、運用、主権の保護にいかに有用かをテストドライブでご体験いただけます。