サポートポリシーおよび FAQ
本ページは Support Policies ad FAQs(Support Policies and FAQs (nutanix.com))の参考和訳です。日本のお客さまやパートナーさまが内容を理解しやすいように、ご参考のため掲載するものであり、それ以外の目的のためのご利用や法的効力を生じさせることを意図しておりません。本ページの記載内容と Support Policies ad FAQs の記載内容に齟齬がある場合は、Support Policies ad FAQs の記載内容が優先します。
Nutanix のサポートポリシー、利用規約、FAQ:各セクションを開いてご覧ください
弊社は、お客様に高品質かつサポート可能な製品を提供するべく尽力しています。テクノロジーが急速に変化し続けた結果、新たな製品とインテグレーションを導入し、古い製品の使用を中止する必要性が高まっています。このため、弊社は生産終了 (EOL) ポリシーを提供しています。これによって、弊社のお客様およびパートナーは、製品のリリースおよびサポートサイクル、またこれらが弊社ハードウェア互換性リストに記載されたハードウェアプラットフォームとのハードウェア互換性にどのように関わるのか把握できます。このEOLポリシーは、アクティブなソフトウェアサポート契約 (「サポート」) を持つお客様のみを対象としています。大文字表示の用語の意味は全て、別紙A「ポリシーの定義」によるものとします。
1. ソフトウェアバージョン番号。ソフトウェアバージョンは、以下の形式を用いてNutanixの単独の裁量の下で指定されます: 「X.Y.Z.n (LTS)」
- 「X」は、メジャーリリースのバージョン番号を表しています
- 「Y」は、マイナーリリースのバージョン番号を表しています
- 「Z」は、メンテナンスリリースのバージョン番号を表しています
- 「n」は、パッチリリースのバージョン番号を表しています
- 任意の略語である「LTS」は、バージョンのリリースが長期サポート (LTS) リリースであるかを指定しています。LTSの指定がない場合、そのリリースは短期サポート (STS) リリースとなります。
2. ソフトウェア EOL ポリシー
2.1 AOS
- 概要:Nutanixは、AOSの開発にあたって長期サポート (LTS) リリースと短期サポート (STS) リリースの2つの異なるトラックを用いています。通常、AOSリリースと関連のEOLポリシーは、AHV、Foundation、またNutanix Cluster Check (NCC) などのソフトウェアを包含しています。
- LTSリリースEOLとリリースサイクル
- それぞれのLTSリリースは、アップグレードとなる次期LTSリリースまでの間、リリース日より3か月間保守中となります。
- 保守期間の終了後、それぞれの LTS リリースはその後 9 か月間、トラブルシューティングを受けることができます。
- 例えば、Nutanix が 2018 年 11 月 1 日に AOS 5.10 (LTS)を、また 2020 年 2 月 1 日に AOS 5.15(LTS)をリリースした場合、AOS 5.10 の保守の対象期間は 2020 年 5 月 31 日までとなり、AOS 5.10 のトラブルシューティングは 2021 年 2 月 28 日まで受けることができます。
- STSリリースEOLとリリースサイクル:各STSリリースは、アップグレードとなる次期リリースのリリース日より3ヶ月間、トラブルシューティングを受けます。
- アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
2.2 Prism Central
- 概要:Prism Centralは、管理コントロールプレーンソフトウェアであり、AOS向けに利用する長期サポート (LTS) リリースおよび短期サポート (STS) リリーストラックに準拠しません。Prism Centralでアップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の前のアップデートが保守中ではなくなります。
- Prism Centralは4~6週間おきにアップグレードリリースを提供することを目標とします。
- 各アップグレードリリースは、アップグレードとなる次期リリースの発表日より2カ月間にわたって保守中となり、当該アップグレードより3か月間にわたってトラブルシューティングを受けます。
- 例えば、Nutanixが2020年8月1日にPC.2020.8を、また2020年9月1日に PC.2020.9 をリリースした場合、PC.2020.8 は2020年11月30日まで保守中となり、PC.2020.8のトラブルシューティングは2021年2月28日まで受けることができます。
2.3 Nutanix Files
- 概要:Nutanix Filesは、現在長期サポート (LTS) リリースおよび短期サポート (STS) リリーストラックに準拠しません。アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースまでの間、発表日より3か月間保守中となります。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースまでの間、発表日より12カ月トラブルシューティングを受けます。
- 例えば、Nutanix が 2018 年 9 月 1日に Files 3.1.0 を、また 2018 年 11 月 1 日に Files 3.2.0 をリリースした場合、Files 3.1.0 の保守の対象期間は 2019 年 2 月 28 日までとなり、Files 3.1.0 のトラブルシューティングは 2019 年 11 月 30 日まで受けることができます。
2.4 Nutanix Objects
- 概要:Nutanix Objectsは、現在長期サポート (LTS) リリースおよび短期サポート (STS) リリーストラックに準拠しません。アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースまでの間、発表日より3か月間保守中となります。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースまでの間、発表日より12カ月トラブルシューティングを受けます。
- 例えば、Nutanixが2019年8月1日にObjects 1.1.0を、また2019年11月1日にObjects 1.2.0をリリースした場合、Objects 1.1.0は2020年2月1日まで保守中となり、Objects 1.1.0のトラブルシューティングは2020年11月1日まで受けることができます。
2.5 Nutanix Kubernetes Engine(旧 Karbon)
- 概要:Nutanix Kubernetes Engine(旧 Karbon)には、ライフサイクルサポートポリシーが適用されます。これは、急速に変化する Kubernetes プロジェクトのオープンソースのリリースに歩調を合わせ、エンタープライズレベルのサポートを提供することを目的とするものです。Nutanix Kubernetes Engine(旧 Karbon)は、現在長期サポート(LTS)リリースおよび短期サポート(STS)リリーストラックに準拠していません。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期バージョンのリリース日から 12 か月間がトラブルシューティングの対象となります。
- アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
2.6 Nutanix Database Service (旧 Era)
- 概要:Nutanix Database Service は、現在長期サポート(LTS)リリースおよび短期サポート(STS)リリーストラックに準拠していません。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースが発表されると、その発表日より 12 か月間がトラブルシューティングの対象となります。
- アップデートが利用可能になると、以前のアップグレードファミリーが保守の対象ではなくなります。
- アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
- 例えば、Nutanix が 2022 年 4 月 11 日に NDB 2.4.1 をリリースした場合、2022 年 9 月 15 日に NDB 2.5.0 をリリースすると、その時点で NDB 2.4.1 は保守の対象ではなくなり、NDB 2.4.1 のトラブルシューティングは 2023 年 9 月 30 日までとなります。
2.7 Life Cycle Manager(LCM)
- 概要:LCMは、現在長期サポート(LTS)リリースおよび短期サポート (STS) リリーストラックに準拠していません。
- アップデートが利用可能になると、以前のアップグレードファミリーが保守の対象ではなくなります。
- アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
2.8 Nutanix CSI ドライバ
概要:Nutanix CSI は、現在長期サポート(LTS)リリースおよび短期サポート(STS)リリーストラックに準拠していません。アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートは保守の対象ではなくなります。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースまでの間、発表日より3か月間保守中となります。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期リリースまでの間、発表日より12カ月トラブルシューティングを受けます。
- 例えば、Nutanix が 2022 年 2 月 1日に CSI 2.5.1 を、また 2022 年 10 月 2日に CSI 2.6.0 をリリースした場合、CSI 2.5.1 の保守の対象期間は 2023 年 1 月までとなり、CSI 2.5.1 のトラブルシューティングは 2023 年 10 月まで受けることができます。
2.9 Kubernetes 向け Nutanix データサービス(NDK)
概要:Nutanix Data Services for Kubernetes(NDK)には、ライフサイクルサポートポリシーが適用されます。これは、急速に変化する Kubernetes プロジェクトのオープンソースのリリースと同期してエンタープライズレベルのサポートを提供することを目的とするものです。Kubernetes 向け Nutanix データサービス(NDK)は、現在長期サポート(LTS)リリースおよび短期サポート(STS)リリーストラックに準拠していません。
- 各リリースは、アップグレードとなる次期バージョンのリリース日から 12 か月間がトラブルシューティングの対象となります。
- アップデートが利用可能になると、同一のアップグレードファミリー内の以前のアップデートが保守中ではなくなります。
3. 予想されるソフトウェアリリースの頻度
3.1 AOS
- アップグレードは、通常、STSリリースの場合は3~6カ月ごと、またLTSリリースの場合は12~15カ月ごととなっています。
- 通常、アップデートは、4〜6週間毎に利用可能になります。
- さらに、パッチリリースのみが含まれたアップデートは、必要に応じて利用可能になります。
3.2 Prism Central
- 一般的に、アップグレードは4~6週間おきに利用可能となります。
- パッチリリースのみで構成されたアップデートは、必要に応じて提供されます。
3.3 Nutanix Files
- 通常、アップグレードは3~6カ月ごとに提供されます。
- 通常、アップデートは、4〜6週間毎に利用可能になります。
- さらに、パッチリリースのみが含まれたアップデートは、必要に応じて利用可能になります。
3.4 Nutanix Objects
- 通常、アップグレードは3~6カ月ごとに提供されます。
- 通常、アップデートは、4〜6週間毎に利用可能になります。
- さらに、パッチリリースのみが含まれたアップデートは、必要に応じて利用可能になります。
3.5 Nutanix Kubernetes Engine(旧 Karbon)
- 通常、アップグレードは、6~12 か月ごとに提供されます。
- 通常、アップデートは、3~6 か月ごとに利用可能になります。
- さらに、パッチリリースのみが含まれたアップデートは、必要に応じて提供されます。
3.5 Nutanix Database Service(旧 Era)
- 通常、アップグレードは、3~9か月ごとに提供されます。
- アップデートは、必要に応じて提供されます。
4. AOS との互換性
4.1 Prism Central
- Prism Central の各リリースには、以下のAOSリリースとの互換性があります。
- 現行および過去の2つのアクティブSTSアップグレードリリース
- 現行および過去のアクティブLTSアップグレードリリース
- 例えば、2020年8月にリリースされたPC.2020.8は、AOSリリース、5.10 (LTS)、5.15 (LTS)、5.16 (STS)、5.17 (STS)、また5.18 (STS) アップグレードリリースとの互換性があります。
4.2 Nutanix Database Service(旧 Era)
- NDB の各リリースには、以下の AOS リリースとの互換性があります。
- 現行および過去の 2 つのアクティブ STS アップグレードリリース
- 現行および過去のアクティブLTSアップグレードリリース
- 例えば、2022 年 9 月にリリースされた NDB 2.5 は、AOS リリース、 6.5.x (LTS)、5.20.x(LTS)、および 6.1.x(STS)アップグレードリリースとの互換性があります。
5. アップグレードポリシー
アップグレードパスについては、Nutanix サポートポータルのアップグレードパスのページをご覧ください。
6. ハードウェア互換性ガイドライン:互換性のあるハードウェアプラットフォーム(「承認済みプラットフォーム」)は、 こちらの Nutanix ハードウェア互換性リストのハードウェア互換性リスト(「HCL」)に記載されています。HCL に記載された承認済みプラットフォームは、当該プラットフォームのバージョンおよびプラットフォームに含まれたコンポーネントのみを対象としています。承認済みプラットフォームに関しては、以下のガイダンスが適用されます。
- Nutanixは、定期的にHCLに対して「認証済みプラットフォーム」となったプラットフォームを追加します。
- プラットフォームが認証済みプラットフォームとなった時点(日付)で、Nutanix は特別に明記がない限り、EOL 以前の該当する認証済みプラットフォームと互換性ある LTS リリースを提供することに同意します(下位互換性を含む)。前文は、お客さまがアップグレードに該当するあらゆる LTS リリースをサポート対象期間中にインストールしたことを前提とします。
- 上記誓約にも関わらず、承認済みプラットフォームがその後メーカーによる「生産終了」またはサポート対象外となった場合、Nutanix は当該承認済みプラットフォーム向け LTS リリースを提供する義務を負いません。
- Nutanixは、お客様が、保守サービス契約を締結しているハードウェアプラットフォーム上にNutanixのソフトウェアを展開することを強く推奨します。
ソフトウェアサポート概要
機能 | 全般的なサポート | サポートサービス終了 (EOSL) |
---|---|---|
アップデートおよびアップグレード | ||
メンテナンスリリース、セキュリティパッチ、バグ修正 | ||
新機能および拡張機能 | ||
サードパーティの新製品および新バージョンの認定 | ||
Nutanix の新製品および新バージョンの認定 | ||
新しいハードウェアサポート | ||
根本原因解析* | ||
Nutanixサポートラボにおける問題の再現 | ||
応答時間 SLA |
||
サポート契約更新 | ||
サポートリクエストを作成する | Webおよび電話 | Web のみ** |
問題の回避策** | ||
ナレッジベースへのアクセス |
* システムの可用性に影響を与えるインシデントが発生した場合、お客さまのご要望に応じて Mission Critical 優先度 1 のサポートリクエストに対する根本原因分析を行います。
** Nutanix は、有効な延長サポート契約を締結していないハードウェアプラットフォームで EOSL に達した製品バージョンについては、サポートを提供していません。ただし、ご利用の EOSL バージョンからサポート対象バージョンへのアップグレードについては、例外としてサポートを提供します。
別紙A
ポリシーの定義
ドキュメント とは、オンラインのREADME、ヘルプファイル、マニュアル、またはNutanixで提供されているソフトウェアの特徴、機能性、また仕様を扱ったその他の説明的資料を指します。
生産終了(EOL)またはサポートサービス終了 (EOSL)とは、製品が適切なサポートを受ける資格を有する最後の日付となります。この日付を過ぎると、アクティブな延長サポート契約が無い限り、製品に対する一切のサポートが利用できなくなります。
保守終了(EOM) とは、その日以降、Nutanix が必要に応じて重要なセキュリティパッチと回避策のみを提供するようになる日を指します。ハードウェアのメンテナンス終了日以降にリリースされたソフトウェアは、AOS を除き、そのハードウェア上で動作検証されません。AOS の場合は、Nutanix は、ハードウェアのメンテナンス終了日以降、最初の LTS がリリースされるまですべての STS リリーが動作検証されます。
エラー とは、ドキュメントに明記された重大な機能を実行するソフトウェアの再現可能な障害を意味します。
長期サポート (LTS) リリース :新機能の採用サイクルが長いお客様により優れた安定性を提供することを目的に、Nutanixが他のリリースよりも長期にわたる保守およびサポートを約束するソフトウェアリリースを意味します。一般的に、LTSリリースは保守リリースであるため、ごく僅かな新機能を含んでいます。また、これはお客様がそれぞれの本番環境で問題なく実行している、成熟した実証済みのAOSコードベースの上に増築しています。LTSリリースは、ソフトウェアバージョン番号の一環として「LTS」と指定されます。LTSと指定されていないリリースは、全てSTSリリースと見なされます。
保守とは、NutanixによるLTSリリースとSTSリリースの提供を意味します。
保守リリース:ソフトウェアバージョン番号の「Z」は、保守リリースとしてのNutanixのソフトウェアリリースを意味します。新しい保守リリースには一定数のバグ修正を含むため、一般的には新機能が含まれていません。
保守中とは、Nutanixがエラー用の回避策とバグ修正を伴うアップデートを提供するものの、アップグレードは提供しないことを意味します。
メジャーリリース:ソフトウェアバージョン番号の「X」は、メジャーリリースとしてのNutanixソフトウェアリリースを示しています。新しいメジャーリリースには、大きな機能ペイロードおよび多数のバグ修正が含まれています。
マイナーリリース:ソフトウェアバージョン番号の「Y」は、マイナーリリースとしてのNutanixソフトウェアリリースを示しています。新しいマイナーリリースには、僅かな機能ペイロードと多数のバグ修正が含まれています。
混合サポートレベルとは、製品が同じクラスタ内の異なるサポートレベル契約の対象となっていることを意味します。
短期サポート (STS) リリースとは、アップグレードとなる次期リリースの発表日より3か月間にわたってトラブルシューティングサポートを受けるソフトウェアリリースを意味します。STSは、機能を迅速に採用することを目的としてます。
パッチリリース:ソフトウェアのバージョン番号の「n」は、パッチリリースのバージョン番号を示しています。パッチリリースには、通常、メンテナンスリリースほどの数のセキュリティ修正やバグ修正は含まれていません。Nutanixは、一部のパッチリリースの提供を制限する場合があります。
リリースとは、LTSリリースまたはSTSリリースを意味しています。
リリース日 とは、新しいアップグレードまたはアップデートが一般に提供される日付を意味します。
ソフトウェアとは、商用目的でお客様にライセンスされたNutanixのソフトウェアを意味します。
サポートとはwww.nutanix.com/support-services/product-supportに記載された Nutanix サポートを意味します。
トラブルシューティングとは、電話サポートのほか、主にセキュリティ目的のパッチリリースの提供を含めたNutanixサポートを指します。
アップデート:保守リリースまたはパッチリリースを意味します。
アップグレードとは、マイナーリリースまたはメジャーリリースを意味します。
Nutanix サポートポータルにログインして、ハードウェアおよびソフトウェアバージョニング互換性マトリクスをご覧ください。
Nutanix サポートポータルにログインして、生産終了(EOL)情報を表示します
。
延長ソフトウェアサポートと延長ハードウェアサポートは、ハードウェアプラットフォームの EOL 後に標準サポート期間を延長する非標準オプションです。延長ソフトウェアサポートまたは延長ハードウェアサポートを購入されたお客さまに対し、Nutanix はサポートガイドおよびサポートポリシーに概略を示したサービスを提供します。サービスの提供にあたっては、以下の例外と注意事項がありますのでご留意ください。
- 保守終了日以降にリリースされたソフトウェアは、保守終了となったハードウェアプラットフォームとの相互運用性が保証されません(保守終了の定義について、詳細は EOL ポリシーをご覧ください)。Nutanix では、延長サポート期間中にメンテナンス終了するハードウェアについては、最新の有効な LTS(Long-Term Support)にアップグレードすることをお勧めします。ソフトウェアのアップグレードを実施する際には、事前に Nutanix 互換性マトリクスでサポータビリティをご確認ください。
- ハイパーバイザーのアップグレードを実施する際には、事前に Nutanix 互換性マトリクスでサポータビリティをご確認ください。新バージョンのハイパーバイザーは、Nutanix ソフトウェアの旧バージョンとの互換性がない場合があります。
- ハードウェアプラットフォームの保守終了後は、重要なパッチおよび回避策が可能なかぎり提供されます。
ハードウェアの延長サポートサービスは、Nutanix ブランドのハードウェアプラットフォームのみで利用可能です。一方、ソフトウェアの延長サポートサービスは、全てのハードウェアプラットフォームで利用可能です。なお、OEM プラットフォームの EOL 日付は、各メーカーによって決定されています。各 Nutanix 認定プラットフォームの EOL 日付については、ポータルのHardware Platform End of Life Information をご覧ください。リストに掲載されていないサードパーティおよび OEM のプラットフォームについては、各メーカーにお問い合わせください。
OEM アプライアンスの延長ソフトウェアサポートは、ハードウェアプラットフォームの生産終了(EOL)/ サポート終了(EOSL)後に標準サポート期間を延長する特別オプションです。延長ソフトウェアサポートまたは延長ハードウェアサポートを購入されたお客さまに対し、Nutanix はサポートガイドおよびサポートポリシーに概略を示したサービスを提供します。サービスの提供にあたっては、以下の例外と注意事項があります。
保守終了日以降にリリースされたソフトウェアは、保守終了となったハードウェアプラットフォームとの相互運用性が保証されません(保守終了の定義について、詳細は EOL ポリシーをご覧ください)。Nutanix では、延長サポート期間中にメンテナンス終了するハードウェアについては、最新の有効な LTS(Long-Term Support)にアップグレードすることをお勧めします。ソフトウェアのアップグレードを実施する際には、事前に Nutanix 互換性マトリクスでサポータビリティをご確認ください。
ハイパーバイザーのアップグレードを実施する際には、事前に Nutanix 互換性マトリクスでサポータビリティをご確認ください。新バージョンのハイパーバイザーは、Nutanix ソフトウェアの旧バージョンとの互換性がない場合があります。
ハードウェアプラットフォームの保守終了後は、重要なパッチおよび回避策が可能なかぎり提供されます。
OEM 向け延長サポートは、OEMアプライアンスでのみご利用いただけます。なお、OEM プラットフォームの EOL 日付は、各メーカーによって決定されています。各 Nutanix 認定プラットフォームの EOL 日付については、ポータルのHardware Platform End of Life Information をご覧ください。
Nutanix は、 Nutanix ブランドのハードウェア内でのサードパーティ製コンポーネントの使用に関して、以下のポリシーを定めています。
- ソフトウェアまたはハードウェアの障害が Nutanix サポート契約によって提供されない(ソフトウェアとハードウェアの両方もしくは一方の)コンポーネント(以下サードパーティ)の使用またはインストールに起因する場合は、Nutanix の判断により、サポートおよび保証サービスの提供が留保されることがあります。
- Nutanix サポート契約によって提供されたものでないサードパーティ製コンポーネントについては、いかなる場合もハードウェア交換は行われません。Nutanix ブランドのハードウェアにインストールされたサードパーティのハードウェアコンポーネントが Nutanix ブランドのハードウェアと交換され、障害が当該サードパーティ製コンポーネントの導入に起因すると判断された場合、Nutanix は、提供されたサービスに関して、合理的な範囲の作業時間とコンポーネント代金を請求する権利を有するものとします。
- 有効なサポート契約を締結していないサードパーティのハードウェアに関する問題のトラブルシューティングおよび診断のため、Nutanix は該当するサードパーティのアイテムの取り外しまたはアンインストールをお願いする場合があります。
- 製品の障害がサードパーティのコンポーネントの使用に関連していないと判断された場合には、Nutanix は引き続き標準のサポートポリシーに従ったサポートを提供します。
サポート提供の大幅な遅延や、問題解決時間の長期化を招く可能性があるため、Nutanix は、サードパーティのハードウェアメンテナンスプロバイダの利用を推奨していません。
サポートの大幅な遅延や無提供などの事態を避けるため、Nutanix のソフトウェアは、有効な保守契約の対象となっているハードウェアプラットフォーム上にデプロイすることを強く推奨します。ハードウェアの保守契約が有効でない場合には、次のような問題が生じます。
- Nutanix は、ハードウェアに起因するインシデントについて、SLA 上の応答時間の目標値に準拠する義務を負いません。
- ハードウェアのトラブルシューティングや根本原因の分析は実施されません。
- Nutanix ブランドのハードウェアのファームウェアアップデート、機能拡張、セキュリティパッチ、バグ修正は提供されません。
- Nutanix ブランドのハードウェアの保管や物流、交換のサービスは提供されません。
- Nutanix は、Nutanix の裁量により、サポートを拒否する、あるいは、問題の切り分けと解決のため、保守されていないハードウェアの取り外しをお客さまにお願いする場合があります。
サポート提供の大幅な遅延や、問題解決時間の長期化を招く可能性があるため、Nutanix は、サードパーティのハードウェアメンテナンスプロバイダの利用を推奨していません。
Nutanix ソフトウェアは、 ハードウェア互換性リスト(HCL)に記載されている互換性のあるハードウェアにデプロイする必要があります。
ハードウェア保守の概要
内容 |
Nutanix ブランドのハードウェア保守が有効な場合のサポートサービス |
有効なハードウェア保守がない場合のサポートサービス |
サポートリクエストの作成* |
✓ |
✓ |
ソフトウェアのアップグレードとアップデート* |
✓ |
✓ |
ソフトウェアの保守リリース、セキュリティパッチ、バグ修正* |
✓ |
✓ |
ハードウェア障害の根本原因分析** |
✓ |
|
ファームウェアのアップデート、拡張、セキュリティパッチ、ハードウェアのバグ修正 |
✓ |
|
ローカルフィールドサービス(ハードウェアの交換) |
✓ |
|
ローカルロジスティクス/部品プランニング |
✓ |
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ローカルでの部品備蓄 |
✓ |
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ディスパッチ管理 |
✓ |
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ハードウェアの修理/交換 |
✓ |
|
部品の補充 |
✓ |
* 有効なソフトウェアサポート契約が存在する場合にのみ提供されます。
** システムの可用性に影響を及ぼすインシデントが発生した場合には、お客さまのご要望に応じて「ミッションクリティカル優先度 1」のサポートリクエストに対する根本原因分析を実施します。
不良品の交換部品を受け取るには、Nutanixサポートに連絡する必要があります。交換用の製品およびコンポーネントは、Nutanixのサポート担当者が作成する発送指示に基づいて、エンドユーザーおよびVAR(付加価値再販業者)に出荷されます。すべての交換用部品は現地流通センターから供給されています。 Nutanixの限定保証(「対象製品」)の条件に該当し、Nutanixに返品されたNutanix製品およびコンポーネントは、Nutanixによってパッケージ外に記されたRMA番号付きの事前承認を受けていなければなりません。また、安全な出荷のために適切に包装されています。梱包箱の外に書かれたRMA番号のパッケージ、および/または梱包伝票と発送書類は、Nutanixの受領部門または指定された修理パートナーによって受理されます。その他のパッケージはすべて拒否されます。
エンドユーザーサポート: Nutanixのサポート担当者が交換部品が必要だと判断した場合、当該部品が発送されます。エンドユーザーが受け取る配送番号は、RMA番号の役目も果たしています。お客様が弊社指定の運送業者を利用した場合、Nutanixは返品された対象製品またはコンポーネントの運送料金を全額負担します。
VARサポート: VARがお客様の現場に欠陥部品があると判断した場合、予備部品の在庫がある場合は交換部品を提供します。続いて、VARはNutanixサポートに連絡して交換をリクエストします。欠陥部品を受け取る前に、VAR宛てに交換部品またはコンポーネントが発送されます。VARが受け取る配送番号は、RMA番号の役目も果たしています。VARは、欠陥部品を10営業日以内に返却し、返却する対象製品の運送料金を全額負担する責任を負います。
契約の不履行: Nutanixまたは指定の修理パートナーが配送より15営業日以内に部品を受け取ることができない場合、Nutanixの当時の定価を元に適当な当事者 (エンドユーザーまたはVAR) 宛に請求が行われます。
エンタイトルメントはお客さまが購入したサポートサービスに基づき、サポートガイドおよびサポートポリシーに従って決定されます。
- Nutanix ハードウェアプラットフォームについては、Nutanix は、お客さまに対し、有効なソフトウェアサポート契約およびハードウェアサポート契約に基づいてサポートを提供します。
- Nutanix ハードウェアプラットフォーム以外については、Nutanix は、認定プラットフォーム上において、有効なソフトウェアサポート契約に基づいてお客さまにサポートを提供します。
- サポートが速やかに提供されるように、全ての認証済みプラットフォームについて、有効なハードウェアサポート契約を締結しておくことをお勧めします。
混合サポートレベルガイドライン:Nutanix クラスタに混合サポートレベルが存在する場合、Nutanix が提供するソフトウェアサポートのレベルは、同クラスタ内で最も低いサポート契約のレベルに準拠します。ハードウェアサポートのレベルは、上記のソフトウェアサポートのレベルに変更されることはなく、問題が生じている個別のアセットに関する実際のハードウェアサポート契約のエンタイトルメントがそのまま適用されます。
ケースはお客様が解決方法を確認した場合、またはNutanixからお客様に情報提供の問い合せを行い、2週間以内に最低でも2回督促を行ったにも関わらず、期間内に連絡をいただけない場合にはクローズとさせて頂きます。また、Nutanixから最終的な解決策をご提供していない場合でも、お客様からクローズする旨のご連絡および同意があった場合、クローズとさせて頂きます。
通常の問題解決プロセスに従って、Nuitanixがお客様に事前に概要を提示した対応計画や時間枠が、お客様が希望する問題解決対応にそわない場合、ケースをエスカレーションすることができます。お客様担当のSREにご連絡頂くか、お客様担当地域のサポート責任者に連絡するようご依頼頂くことで、いつでも問題のエスカレーションを行って頂くことができます。エスカレーションを担当するNutanixの責任者は、テクニカルサービス、エンジニアリング、QAおよび製品管理担当者など、必要な要員で構成するタスクフォースを立ち上げ、問題解決のための対処方法と計画を策定します。この対応計画はお客様と共有し、チェックポイントとなるスケジュールとマイルストーンを決定し、エスカレーション終了基準の合意を図ります。また合意に基づいて、進捗途中にアップグレードを提供させて頂きます。
この FAQ において、「サポートする」または「サポートされた」とは、サードパーティのテクノロジーと Nutanix のテクノロジーとの相互運用ができない場合でも、Nutanix が問題解決に取り組むことを意味します。
サポート対象となる AOS のバージョン、モデル、およびハイパーバイザーのバージョンについては、Compatibility and Interoperability Matrix をご覧ください。
Nutanix ブランドのプラットフォームの場合:Compatibility and Interoperability Matrixのリストに、ファミリーの最初の動作検証済みリリースが記載されています。動作検証済みバージョンについて、その後リリースされたパッチは、互換性ページには表示されませんが、直ちにサポートされます。
Nutanix ブランド以外のプラットフォームの場合:動作検証が完了すると、パッチリリースを含む全ての検証済みリリースが Compatibility and Interoperability Matrix に記載されます。記載のないリリースの互換性については、各ハードウェアベンダーにお問い合わせください。
Nutanix は、無償版の vSphere Hypervisor をサポートしていません。お客さまは、Nutanix システム上でサポート対象のハイパーバイザーのバージョンを導入する必要があります。
Nutanix は、以下のスケジュールに基づいてハイパーバイザーとアップデートのリリースの動作検証を行います。
ハイパーバイザーのリリースの検証:
- ハイパーバイザーのメジャーリリースおよびマイナーリリース(例:ESXi 7.0、Windows Server 2022)については、ソフトウェア GA のリリース日から 90日以内を目標に動作検証を行います。
- Nutanix は、最新のハイパーバイザーのメジャーおよびマイナーリリースを、最新(または次回予定)の AOS リリースと組み合わせて、最初に動作検証を実施する場合があります。
- Nutanix では、あらゆるメジャーまたはマイナーリリースについて、Nutanix がその動作検証を完了した後に導入を開始するよう、お客さまにお勧めしています。
- Nutanix 認定ハイパーバイザーには、関連する JSON メタデータアップグレードファイルが Nutanix サポートポータルで提供されます。
- Nutanix は、ハイパーバイザーベンダーが、サポート終了ポリシーまたは提供終了ポリシー等によってサポート提供を停止した場合には、より新しいソフトウェアとファームウェアリリースのハイパーバイザーの動作検証を行わないことがあります。
- 仮にハイパーバイザーベンダーが、Nutanix の動作検証完了目標である 90 日より前に、該当リリースを Webサイトから削除した場合、Nutanix は、該当ビルドに対する動作検証を中止し、ハイパーバイザーベンダーが以前に提供したバージョン(または新しく提供されたリリース)を対象に動作検証完了目標を再設定します。
ハイパーバイザーのアップデートの検証:
- アップデートリリース(例:ESXi 7.0 U1、U2)は、ソフトウェアの GA リリース日から 45 日以内に Nutanix ブランドのハードウェアプラットフォーム上での動作が検証されます。
- パッチリリースまたは Express パッチリリースは、Nutanix ハードウェアプラットフォーム上で直ちにサポートされます。Nutanix は、パッチリリースおよび Express パッチリリース(例: ESXi 7.0U2a、7.0U2b)の動作検証は行っていません。
- Nutanix では、Nutanix がアップデートの動作検証を完了した後に導入を開始するよう、お客さまにお勧めしています。
- 複数のハイパーバイザーのリリースが短期間内で実施される場合、Nutanixは「直近の」アップグレードのみを対象に(リリース後に)正式な動作検証を行います。最新のアップデートに対する動作検証を新たに開始し、45日間という目標日数は一度リセットされます。
- Nutanix は、最新のアップデートを最新(または次回予定)の AOS リリースと組み合わせて、最初に動作検証を実施する場合があります。
- Nutanix では、Nutanix が検証を完了した後にリリースされたパッチの適用もサポートしていますが、その時点においては、当該リリースに対する動作検証を実施していない場合もあります。
- ハイパーバイザーベンダーが提供するアップデートに、Nutanix が提供する JSON メタデータのアップグレードファイルが存在しない場合(すなわち、正式な動作検証は行われていないがサポートされている場合)には、Prism を使用して手動でアップグレードを行う必要があります。詳しくは製品ドキュメントをご覧ください。
- 仮にハイパーバイザーベンダーが、Nutanixの動作検証完了目標である45日より前に、該当リリースをWebサイトから削除した場合、Nutanixは、該当ビルドに対する動作検証を中止し、ハイパーバイザーベンダーが以前に提供したバージョン(または新しく提供されたリリース)を対象に動作検証完了目標を再設定します。
それぞれのハイパーバイザーのサポートポリシーに関するご質問は、各ベンダーまでお問い合わせください。Nutanix は「サポート対象」となっているハイパーバイザーバージョンを、Nutanix システムで稼動させることを強く推奨します。
Nutanixのハイパーコンバージドソリューションは、 VMware API for Array Integration (VAAI)やMicrosoft Offloaded Data Transfer (ODX)など、一般的なオフロード機能と連携することで、わずかなオーバヘッドで数秒以内にクローンを作成できます。
vStorage API for Data Protection (VADP) や、Volume Shadow Services (VSS) を使ったアプリケーションレベルのコンシステントスナップショットにより、Symantec NetBackup、Veeam、CommvaultおよびVMware SRMといった、サードパーティーのツールと完全な連携を図ることができます。
Commvault IntelliSnapによるCommvaultバックアップ機能とNutanixのエンタープライズグレードのバックアック機能の連携によって、極めて効率的なバックアップソリューションを利用できます。
Nutanix AHVとNutanix Filesのサポート対象および認定を受けた現行の認定バックアップパートナーのリストに関しては、Nutanixテクノロジーアライアンスパートナープログラムをご覧ください。
基本的にNutanix製品サポートの対応言語は英語となっています。また、目標応答時間(重大度の定義と応答時間のポリシーをご参照ください)は、英語によるサポートを基準にしています。
一部のアジアおよび欧州の国では、その国の業務時間内でのローカル言語によるサポートも可能となっています。対象言語は、日本語、中国語、韓国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語およびアラビア語となっています。
定義
注文日/時間 = ディスパッチが生成された日付/時間
出荷日 = SLAに従ってディスパッチされたパーツが出荷された日付
納品確約日 = SLAに従ってお客様がパーツを受領した日付
出荷/納品日表 (アメリカ大陸、欧州・中東・アフリカ、アジア太平洋、ラテンアメリカ)
以下の表では、発送指示が提出されたタイミングに応じて、パーツがいつ出荷されてお客様先にいつ納品されるか、および/またはフィールドエンジニアがお客様先にいつ到着するかを記載しています。現地が休日に当たる場合、出荷および納品は翌営業日となります。詳細については、以下の表をご覧ください。
ディスパッチ提出日 | 出荷日 | 納品日 |
---|---|---|
月曜日(現地時間 午後3時前) | 月曜日 | 火曜日 |
月曜日(現地時間 午後3時以降) | 火曜日 | 水曜日 |
火曜日(現地時間 午後3時前) | 火曜日 | 水曜日 |
火曜日(現地時間 午後3時以降) | 水曜日 | 木曜日 |
水曜日(現地時間 午後3時前) | 水曜日 | 木曜日 |
水曜日(現地時間 午後3時以降) | 木曜日 | 金曜日 |
木曜日(現地時間 午後3時前) | 木曜日 | 金曜日 |
木曜日(現地時間 午後3時以降) | 金曜日 | 月曜日 |
金曜日(現地時間 午後3時前) | 金曜日 | 月曜日 |
金曜日(現地時間 午後3時以降) | 月曜日 | 火曜日 |
土曜日 | 月曜日 | 火曜日 |
日曜日 | 月曜日 | 火曜日 |
出荷/納品表(中東の一部の国)
この表は、中東の一部の国における通常の業務週間を考慮しているため、実際の時期と少々異なります(Nutanix は現在、イスラエル、サウジアラビア、バーレーン、カタールおよびクウェートを対象にしています)。
ディスパッチ提出日 | 出荷日 | 納品日 |
---|---|---|
月曜日(現地時間 午後3時前) | 月曜日 | 火曜日 |
月曜日(現地時間 午後3時以降) | 火曜日< | 水曜日 |
火曜日(現地時間 午後3時前) | 火曜日 | 水曜日 |
火曜日(現地時間 午後3時以降) | 水曜日 | 木曜日 |
水曜日(現地時間 午後3時前) | 水曜日 | 木曜日 |
水曜日(現地時間 午後3時以降) | 木曜日 | 日曜日 |
木曜日(現地時間 午後3時前) | 木曜日 | 日曜日 |
木曜日(現地時間 午後3時以降) | 日曜日 | 月曜日 |
金曜日 | 日曜日 | 月曜日 |
土曜日 | 日曜日 | 月曜日 |
日曜日(現地時間 午後3時前) | 日曜日 | 月曜日 |
日曜日(現地時間 午後3時以降) | 月曜日 | 火曜日 |
FEサービスレベル合意書
FEの派遣は、パーツデリバリープロセスならびに資格を有するサポートレベルに従って決定されます。厳密なリクエストがない限り、FEの目標到着時刻は物理パーツと同時に設定されます。
ミッションクリティカルなサポート(24 時間 365 日、4 時間以内に現場到着):FE は、ディスパッチの確認後、4 時間以内に現場に到着可能です。FE の到着時刻は、パーツのデリバリーに合わせて調整します。
本番環境サポート – フィールドエンジニア (FE) は、現地の休日を除く月曜日から金曜日の午前8時~午後5時の間、現場で作業します。作業を午後5時までに完了させるには、サービス当日午後3時より前にFEのスケジュールを設定する必要があります。このサービスレベルを満たすには、保守の1営業日前に、現地時間午後3時までにディスパッチを作成する必要があります (アセット所在地にて)。FEの対応を複数日にわたって実施することをお客様がご希望される場合、交換部品を出荷する以前に承認ならびにスケジュール決定が必要です。
営業時間外のFEサポートは、本番環境サポートへの追加サービスとして購入可能です。購入を済ませると、FEは通常の営業時間を過ぎた後も到着できます。このサービスレベルを満たすには、現場でのBreak/Fixサポートの1日前にディスパッチリクエストを出す必要があります。
サポート提供の一環としてフィールドエンジニア (FE) を活用する場合、FEはハードウェアの交換作業のみを実施するためにお客様の現場に派遣されます。FEは、ハードウェアまたはソフトウェアのトラブルシューティングを実施せず、ソフトウェアに関する作業を行う場合はリモートSREに依頼します。
Nutanix NRDKオプションは、データセキュリティコンプライアンス規定に従うため、交換の必要な不良が発生したハードドライブ(HDDまたはSSD)を手元に残しておきたいお客様のためのサポートオプションです。
NRDK プログラムは、既存のサポートパッケージに追加可能なオプションプログラムです。このプログラムは、Nutanix 製品全ての既存モデルに適用されます。交換されたハードディスクドライブは、お客さまのデータセキュリティコンプライアンス要件およびその他の該当法規に従って、お客さまの責任で廃棄していただく必要があります。
サービス条件:
- NRDKオプションをご利用いただけるのは、 Nutanixのサポートプログラムのいずれかをご購入いただいた場合に限られます。
- NRDKは、Nutanix Supportプログラムへのオプションのアドオンとして、全ての Nutanix製品モデルを対象にご購入いただけます。
- NRDKは、ブロック内の全てのディスク(SSD、HDD、NVMe) と同数ご購入いただく必要があります。
- NRDKは、アセット購入時に合わせてご購入いただく必要があります。
- NRDKは、アセット購入と同じ期間にわたってご購入いただく必要があります。
なお、交換後のドライブとノードの保持を希望するお客様には、 NRDKとNRNODEの両方のオプションが必須となります。
Nutanixに報告があった全ての問題には、優先順位が割り当てられ、その優先順位によって、目標とする初期応答レベルが決定されます。お客様は、Nutanixが提示した時間以内に最初の問題分析結果を受け取ることができます。但し、目標応答レベルは特定時間内でのサービス提供を保証するものではありません。
優先レベルと目標初期応答時間の定義
Nutanixは、以下のガイドラインに従って問題の評価を行い、優先レベルに応じて初期応答を適時に返します。
優先レベル | 詳細 | 目標応答時間 |
---|---|---|
P1 | 緊急事態。本番環境システムは利用できず、現状では使用不可、また手順のワークアラウンドは存在しない。 サービス停止中および/または重要な機能を利用できない。 ミッションクリティカルデータの全てまたは相当部分が、喪失または破損の著しいリスクに直面している。 全てのデータ欠損またはデータ損失に対して、この優先レベルが割り当てられる。 |
1時間以内 (ミッションクリティカルなサポートプログラムの場合は30分) |
P2 | 重大。多大なる影響。本番環境システムは利用できるものの、機能性または性能上の大幅な低下を経験している。一部の事業活動に直接的な影響を及ぼす問題。システムの重要な機能は利用できず、許容可能なワークアラウンドも存在しない。ただし、業務は限定的に続行できる。 |
4時間以内(ミッションクリティカルサポートプログラムの場合は2時間) |
P3 | 標準。限定的な影響。解決を要するが、重要ではない問題がシステムで時折発生している。ただし、この問題は生産性に大きな影響を及ぼしていない。低~中程度の影響を及ぼす、重要ではない問題。短期的なワークアラウンドが存在する。 |
8時間以内(ミッションクリティカルサポートプログラムの場合は4時間)* |
P4 | 低い。ドキュメンテーション、プロセス、手順、新規アカウントのセットアップ、またはコンフィグレーションに関する質問。情報に関する基本的なリクエスト。 |
次の2営業日以内 |
REF | 該当なし | 5日以内 |
*クラウドサポートサービス = 翌営業日
混合サポートレベルガイドライン。Nutanixクラスタに混合サポートレベルが存在する場合、Nutanixが提供するソフトウェアサポートは同クラスタ内で有効なサポート契約の中で最も低いサポートレベルに準拠します。ハードウェアサポートは、混合サポートレベルのクラスタに適用するソフトウェアサポートレベルに基づき変更されることはなく、引き続き問題の特定のアセットに対する実際のハードウェアサポート契約の資格となります。
Nutanixでは、適時機能を追加し、それらのユーティリティやデザインに関してフィードバックを求める場合があります。製品ドキュメントに「テクニカルプレビュー (Technical Previews)」と表記がある機能については、正式な廃止通知を行うことなく内容を変更または削除する場合があります。これらの機能については、お客様自身の責任でご使用ください。これらの機能が上手く動作した場合、あるいはそうでない場合でも、お客様担当のアカウントチームを通じてフィードバックを提示頂くことができます。
これらの機能に対するサポートは、以下の制約の下で、アカウントおよび製品管理 (Account and Product Management) チームが実施します:
- 1.リリースにおける試験的機能は、実業務環境に導入してはなりません。これらの機能を実業務環境で使用することで、データを喪失したり、システムが不安定になることに対し、Nutanixは責任を負いません。
- 2.試験的機能に対するサポートリクエストは、標準 (Normal) または劣後 (Low) の優先順位で対応します。
Nutanix Insights と Smart Support のサマリーダッシュボードは、数々の受賞歴を誇る Nutanix サポートポータル内で、パーソナライズされたビューを提供します。ミッションクリティカルサポートプログラムまたは プロダクションサポートの有効な契約のあるお客さまが利用できます。インストールされている Nutanix アセットやサポートリクエストの概要を単一の画面で表示する機能によってインサイトの把握を可能にし、Nutanix エクスペリエンスの利便性を高めます。
Nutanix Insights(1 つ以上のクラスタで Nutanix Pulse が有効化されていることが条件となります。)
- インストールベース全体の概要を表示
- インストールベースの各指標を単一のペインで表示
- 実行可能なディスカバリーとリモート診断
Smart Support
- オープンケースとエスカレーションの状況を表示
- • インストール済みNutanix機器の場所と契約状況
- 部品交換のステータスと履歴
- その他
Nutanix Insights にアクセスする方法は次のとおりです。
1.サポートポータルにログインし、
2.右上隅のプロファイルメニューをクリック
3.リストから Smart Support または Assets を選択
- DOA とは、初回起動ができないハードウェア製品、または、製造上の不良があるハードウェア製品をさします。
- 配送による物理的損傷は DOA に該当しませんので、配送業者またはサプライヤーにお問い合わせください。
- DOA には、保証プログラムとは別のプロセスが適用されます。
- DOA の申し立ては、配送後 90 日以内に行う必要があります。
- 配送品の到着後、直ちに物理的損傷の有無をご確認ください。
- 製品は、Nutanix から直接、または、認定チャネルパートナーを通じて購入したものであること、有効なサポート契約が締結されていることが必要です。
- 交換品の到着には通常のリードタイムが適用されます。交換部品は、ディストリビュータ経由で契約製造者から直接配送されます。
- DOA プロセスでは、個々の部品ではなく、ブロック全体の交換のみが可能です。
DOA の請求プロセス
- お客さまから Nutanix サポートにご連絡いただくことでケースをオープン。その際に、アセットのシリアル番号をお知らせください。
- Nutanix サポートが、当該製品が DOA による交換の対象であるか否かを確認します。
- お客さまには、サプライヤーとの連携を通じて、ディストリビュータによる交換の手配をしていただきます。
- 交換は、ディストリビュータが担当します。
- 未到着部品または誤配部品とは、注文した部品のうち、配達されていない部品、または誤って配達された部品をさします。
- このプロセスは、DOA または他の保証プログラムとは異なる別のプロセスです。
- 未到着部品または誤配部品の申し立ては、出荷後 90 日以内に行う必要があります。
- 配送品の到着後、直ちに物理的損傷の有無をご確認ください。
- 製品は、Nutanix から直接、または、認定チャネルパートナーを通じて購入したものであること、有効なサポート契約が締結されていることが必要です。
- 交換品の到着には通常のリードタイムが適用されます。交換部品は、ディストリビュータ経由で契約製造者から直接配送されます。
未到着部品または誤配部品の申し立てプロセス
- お客さまには、パートナーとの連携を通じて、ディストリビュータに交換の手配を依頼していただきます。未到着部品または誤配部品の交換については、Nutanix サポートに連絡する必要はありません。
- 交換は、ディストリビュータが担当します。
以下の FAQ において、「サポートする」または「サポートされた」とは、アップグレード/アップデートのリリースに該当し、Nutanix がサポートの義務を負うバージョンの Nutanix Software に対するサポートを意味します。
Nutanix Kubernetes Engine(NKE)のサポートポリシーは、以下の製品コンポーネントに適用されます。
- NKE で導入した Kubernetes クラスタ
- ノード OS
- アドオンコンポーネント
- エアギャップ環境の VM
特記事項:
- アプリケーションまたはコンポーネントが NKE によってインストールされたものでない場合は、 Nutanix によるサポートの対象とはなりません。
- サポートされた NKE のバージョンについては、NKE End of Life Informationをご覧ください。
NKE で導入した Kubernetes クラスタ
NKE は、Kubernetes クラスタを Nutanix のベストプラクティスに従ってデプロイします。お客さまは、NKE によってデプロイされた標準の構成に基づいて Kubernetes クラスタを稼動させる必要があります。Nutanix は、Kubernetes のクラスタ構成パラメータに変更が加えられたバージョン(例:Kubelet)はサポートしていません。
NKE で管理された Kubernetes クラスタは、ドキュメントに記載された方法で、お客さまがアップグレードすることができます。詳しくは product documentation をご覧ください。
NKE でサポートされている Kubernetes のバージョンは?
NKE バージョン 2.3.0 以降では、Kubernetes のバージョン N から N-3(N、N-1、N-2、N-3)の動作検証とサポートを行います。「N」は、Nutanix Kubernetes Engine(旧 Karbon)でサポートされた最新の Kubernetes リリースをさします。
互換性のある Kubernetes のバージョンについては、それぞれの NKE のリリースノートを参照してください。
Kubernetes のリリースに関する特記事項:
- Nutanix は、Kubernetes のリリースの動作検証をするため、各 GA のリリース日から 90 日間、サービスレベル目標を維持します。
- 最新の Kubernetes リリースは、最新(または今後の)NKE リリースとの動作検証がされていない場合があります。
- 複数の Kubernetes リリースが短期間に同じトレイン内でリリースされた場合は、動作検証の対象となるリリースは最新のリリースの安定度に基づいて選択されます。
- NKE 2.3.0 以降では、LCM を使用したアップグレードのための NKE リリースが提供されます。NKE で管理された Kubernetes クラスタでは、NKE がサポートするバージョンの Kubernetes を使用する必要があります。
- NKE で管理された Kubernetes クラスタは、Nutanix が提供するアップグレード方法でアップグレードする必要があります。
ノード OS
NKE は、Kubernetes クラスタのデプロイに使用するノード OS とともに出荷されます。ノード OS には、NKE に必要な全てのパッケージ、コンポーネント、構成ファイルが含まれています。これらは全て Nutanix による動作検証が完了し、サポート対象になっています。この他に、Nutanix が相互運用性を検証した(Nutanix Ready)サードパーティのソリューションまたはバージョンを使用できます。該当するソリューションとバージョンについては、Partner Software Compatibility and Interoperability Matrix をご覧ください。
NKE で管理された Kubernetes クラスタのノード OS は、NKE が提供する方法でアップグレードする必要があります。詳しくは product documentation をご覧ください。
アドオンコンポーネント
NKE は、以下のアドオンコンポーネントのインストールと構成設定を行います。
- CoreDNS
- Fluentbit
- CNI
- Nutanix CSI
- Prometheus Operator
- Prometheus システムインスタンス
- Elasticsearch および Kibana(オプション)
これらのコンポーネントは、Nutanix が定義・検証した構成ベストプラクティスに従ってデプロイする必要があります。Nutanix は、これらの構成について、いかなるアップグレード・削除・変更もサポートしていません。NKE で管理された Kubernetes クラスタの NKE アドオンコンポーネントを無効化するには、Nutanix から文書として提供された方法で行う必要があります。例えば、Elasticsearch と Kibana を無効化するには、product documentationに記載された手順で行います。
エアギャップ環境の VM
NKE は、エアギャップ環境の VM を使用してダークサイト(インターネット接続のない)環境で必要なアーティファクトをホストします。エアギャップ環境の VM は、Nutanix が定義・検証した構成ベストプラクティスに従ってデプロイされます。Nutanix は、エアギャップ環境の VM の構成について、いかなるアップデート・削除・変更もサポートしていません。
以下の FAQ において、「サポートする」または「サポートされた」とは、アップグレード/アップデートのリリースに該当し、Nutanix がサポートの義務を負うバージョンの Nutanix Software に対するサポートを意味します。
AHV のバージョン 20201105.30142(AOS バージョン 6.1 バンドル版)以降、Nutanix では、AOS/AHV の各新リリースについて、長期サポート(LTS)NVIDIA vGPU ドライバーのバージョンのみのサポートを追加します。
TS NVIDIA vGPU ドライバーのバージョンについての特記事項:
- NVIDIA vGPU ドライバーの複数のバージョンが続けてリリースされた場合、Nutanix は、リリース時に適切であると判断したドライバー 1つを選択します。
- アップデートおよびアップグレードは、全て LCM 経由で行われます。
NVIDIA がセキュリティ修正、バグ修正、新しいカードのサポートを含む臨時のリリースを公開した場合には、Nutanix が、そのリリースを検証し、必要に応じて、上記の標準プロセスの例外として、NVIDIA の重要な臨時ドライバーのリリースに対応した Nutanix アップデート/アップグレードをリリースします。
AHV 互換の NVIDIA vGPU ドライバのバージョンについては、 product download page をご覧ください。
AHV では、テスト・認定済みの Microsoft Windows の 2 つの機能についてのみ、ネスト化された仮想化がサポートされています。
- Credential Guard
- WSL2(Linux 用 Windows サブシステム 2)
これらの機能によって AHV 上でのネスト化された仮想化に対応し、AHV ハイパーバイザー上でのユーザー仮想マシン(UVM)のハイパーバイザーの実行を可能にします。ホストされたハイパーバイザーUVM には、その上でさらに UVM(ネスト化された UVM)を実行・管理する機能があります。ネスト化された仮想化は、ハードウェアとソフトウェアでサポートされている必要があります。
現時点では、他のネスト化された仮想化のユースケースは、AHV 上のサポートが認定されていません。
Nutanix では、Nutanix Ready プログラムを通じて、サードパーティベンダーのソフトウェア/ハードウェアソリューションと、Nutanix AHV ハイパーバイザーとの互換性およびサポートを確保するためのテストと認定を行っています。現在 Nutanix Ready プログラムで認定されていないサードパーティのソフトウェア/ハードウェア製品の導入を検討されているお客さまは、今後の Nutanix Ready パートナー認定について、Nutanix のアカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
AHV 仮想マシンのゲストオペレーティングシステム(OS)のサポート内容は、OS ベンダーによるサポートの有無および、Nutanix のサポートのレベルによって異なります。ここでは、Nutanix AHV 上で稼働するゲスト OS に対して Nutanix がサポートするレベルについて説明します。
サポートの範囲
Nutanix は、以下に示すサポートレベルの全てにおいて、ゲスト OS ソフトウェア固有のバグ、問題、ゲスト OS から生じる不具合についてはサポートを提供しません。Nutanix は、OS の問題について、マルチベンダーサポートコミュニティのアンブレラ団体である TSANet を通じて、以下のサポートレベルに従ってお客さまを支援することができます。詳しくは、サポート FAQ ページに掲載されているサードパーティのハードウェア/ソフトウェアのサポートポリシーをご覧ください。OS のサポートポリシーについては、各 OS のベンダーにお問い合わせください。
互換性に関するオンラインマトリックス
AHV でサポートされるゲスト OS については、サポートポータル内の AHV ゲスト OS についてのぺージをご覧ください。
サポートレベル
サポート対象
以下の OS は、AOS および AHV 上での使用について、テクニカルサポートおよびエンジニアリングサポートを含め、Nutanix によって全てサポートされています。サポート対象の OS には、OS ベンダーによる有償サポートが提供されています。Nutanix は、サポートされた OS に対する Nutanix Guest Tools(NGT)を提供するよう努めます。
コミュニティベース
Nutanix は、コミュニティベースの OS のベンダーとの間で有償サポート契約を締結できない場合があります。したがって、Nutanix と OS ベンダーとの連携には一定の制約が生じます。Nutanix は、自らの判断によって Nutanix Guest Tools(NGT)をコミュニティベースの OS のベンダーに提供することができます。ストレージおよびネットワーキングの VirtIO ドライバーの提供はベンダーによって行われます。Nutanix はテクニカルサポートの提供に努めますが、報告された問題に対するエンジニアリング的な解決策については、提供が不可能な場合や、お客さまと OS ベンダーとの協力が必要な場合があります。
レガシーサポート
レガシーサポートの OS とは、(一部のベンダーへのメインストリームサポート終了により)OS ベンダーにサポートされていない商用 OS 製品や、ベンダーにサポートされていないコミュニティベースの OS、VirtIO ドライバーを搭載していない可能性のある OS です。OS ベンダーとの連携がない場合には、サポートオプションに制約が生じることがあります。Nutanix は、レガシーサポート OS に対しては、Nutanix Guest Tools(NGT)を提供しない場合があります。VirtIO ドライバーが提供されていない場合には、レガシーストレージおよびレガシーネットワークデバイスが必要になることがあります。
Nutanix は、テクニカルサポートを提供するよう努めますが、報告された問題に対するエンジニアリング的な解決策の提供が不可能な場合があります。
非推奨
Nutanix は、特定の OS を非推奨とすることにより、その OS のサポート終了を事前に公表する場合があります。「サポート終了」ステータスは、Nutanix AOS の STS または LTS リリースのうち、期限が先に到来したもののみに適用されます。それ以降、該当するOSはサポート対象外となります。
非推奨のステータスは、Nutanix AOS の STS または LTS リリースのうち、期限が先に到来したもののみに適用されます。それ以降は、該当する OS はサポート対象外となります。Nutanix では、非推奨の OS バージョンを使用中のお客さまには、サポートされている新しい OS へのアップグレードをお勧めしています。
サポート対象外
これまでに一度もサポートされたことのないゲスト OS は、オンラインの互換性マトリックスに掲載されていません。サポートが終了したゲスト OS については、引き続き古い AOS リリースとの互換性が保たれている場合があります。
サポート対象外の OS には、テクニカルサポートやエンジニアリングサポートが提供されません。サポートされていない OS に対してサポートケースがオープンされた場合には、Nutanix の判断で、優先度付けが行われるか、あるいはクローズされます。
テクニカルプレビュー版、アルファ版、またはベータ版の OS リリースは、AHV 上のサポート対象ではありません。
機能レベルのサポート
広く使用されている一部の機能のサポートについては、ゲスト OS ごとの互換性に関するオンラインのマトリックスをご覧ください。各機能は、推奨、サポート対象、サポート対象外(空白)に分類されています。特定の機能のサポートは、いかなる OS についても保証されていません。さらに、一部の機能のサポートについては、ゲスト OS 自体の制御下にある場合があります。
サーバー検証プログラム
Nutanix は、Microsoft のサーバー仮想化検証プログラム(SVVP)および Red Hat のハードウェア認定プログラムに対応すべく、AHV の新しいメジャーバージョンの検証を積極的に行っています。これにより、ベンダーによる認定とサポートを確実に受けられるようになります。
AHV に対する Microsoft の SVVP の認定は、Microsoft の Web サイト「Windows Server Catalog」の Server Virtualization に掲載されています。ベンダー名「Nutanix Inc.」の項を参照してください。
AHV に対する Red Hat のハードウェア認定プログラムの認定は、Red Hat の Web サイト「Red Hat Certified Hardware」に掲載されています。プロバイダ名「Nutanix」の項を参照してください。
Nutanix の CSA ライセンス・ポータルサポートチームとは?
CSA(Customer Service Advocate)チームは、ライセンスや Nutanix サポートポータルの問題が発生したお客さまや、関連するサポートが必要なお客さまを直接支援するチームです。
受付時間:平日 24時間(土日休業)
サポートの範囲
CSA チームは、ライセンシングや Nutanix サポートポータルに関する問題について次のようなサポートを行います。
ライセンシング関連
- 購入済ライセンスとプロビジョニングライセンスの適用
- ライセンス管理ンス変換エラー(P1.0 から P2.0)
- ライセンスの回収
- 3 段階ライセンスとシームレスなライセンス付与
Nutanix Support Portal 関連
- ポータルアカウントの登録とパスワードのリセット
- 多要素認証(MFA)の設定またはリセット
- ポータルのロールベースアクセス制御(RBAC)の設定
- お客さまのアカウントとサブアカウントのリンク設定
- WEEE(廃電気電子機器指令)
Nutanix アカウントチームおよびセールスチームへのお問い合わせ
CSA および Nutanix サポートポータルチームでは、以下の内容についてのサポートを承ることができません。Nutanix のアカウントチームまたはセールスチームにお問い合わせください。該当する社内チームと連携してお客さまの問題解決のお手伝いをいたします。
- ライセンスのインベントリ監査/チェック
- 資産/ライセンスの譲渡とアカウントの統合
- ライセンスデータの不一致
- Nutanix の CRM ツールによる新しいアカウントページの作成
- 資産関連のデータに関する問題
- 期限切れの資産、契約、およびライセンス
- XLAB(Nutanix パートナー向けラボ)または概念実証(PoC)ライセンス
サポートポータル以外の問題については、下記窓口にお問い合わせください。
- Nutanix University および教育ポータルに関する問題:education@nutanix.com
- パートナーポータル関連:partnerhelp@nutanix.com
カスタマーサービスアドボケートチームへのご連絡方法
発生した問題ごとに、サポートポータルでケースを作成してください。作成方法については、サポートポータルヘルプのCreating a Caseをご覧ください。
タイプはNon-technicalまたはLicensing を選択し、CSF(Cluster Summary File)とエラーメッセージのスクリーンショットを提供してください。CSF のダウンロード方法については、License Manager Guide の 「Manually Licensing a Cluster (Internet Connected)」 の手順 1 と 2 をご覧ください。
注:CSA と CSR(カスタマーサクセスレプレゼンタティブ)は異なるチームです。
- CSA は、技術的な問題以外(ライセンスとポータル)を担当します。
- CSR は、ハードウェアとソフトウェアのサポート契約およびライセンス更新を担当します。
Nutanix は、Nutanix ブランドのハードウェアプラットフォームについて、ハードウェアメーカーが指定するモデル固有の動作条件をサポートポータルで提供する各システムの仕様書に記載しています。
Nutanix ブランドのハードウェアプラットフォームは、温度、湿度、空気品質その他、ハードウェアメーカーが定めた仕様の範囲内で運用することを前提としています。ハードウェアメーカーが指定した動作条件外であることを認識したうえで動作させた場合は、Nutanix はハードウェアのサポートをお断りすることがあります。
Nutanix ブランドのハードウェアプラットフォームにおけるその他の標準仕様(電源、接地、空気品質に関する仕様)については、Rack Mounting Considerations に記載されています。
オリジナルのブロック内のノードを外部のブロックに統合する操作はサポートされていません。このような操作はエンタイトルメントの喪失につながる場合があります。