
Hybrid Multicloud with NC2
プライベートクラウドとパブリッククラウドを全て統合
Nutanix Cloud Clusters(NC2)は、運用管理における複雑さを排除し、クロスクラウドの管理を容易にします。また、オンプレミス、クラウド間で、あらゆるアプリケーションやデータをシームレスにサポートします。
Nutanix Cloud Clusters(NC2)は、柔軟性、シンプルさ、費用効率性を備えたハイブリッド・マルチクラウドプラットフォームを実現するソリューションです。プラットフォーム全体を単一のクラウドとして運用しながら、アプリケーションをプライベートクラウド、パブリッククラウドのどちらでも実行できるようになります。NC2 は、Nutanix の HCI スタック(Nutanix AOS、AHV、Prism を含む)を中核に、Nutanix の製品とサービスで構成されており、パブリッククラウドのベアメタルインスタンス上で実行されます。これにより、お客様はオンプレミスからパブリッククラウドプロバイダへ、アプリケーションを容易に移行、拡張できます。
2022年10月現在、一般提供を開始しているのは、AWS (商用リージョンと GovCloud リージョン)および Microsoft Azure です。
※ NC2 on Azure は、2022年10月現在、Azure 北米リージョンの Azure 専用ベアメタルノードを採用する顧客企業向けに一般提供を開始しており、2023年には全世界の Azure リージョンの追加を予定しています。
NC2 の優れている点は、統一性です。NC2 では、オンプレミスおよび各種クラウドに対して共通のデータプレーンと管理プレーンを提供します。1 つの管理コンソールで全ロケーションを操作できるため、アプリケーションやデータの移行、拡張、バーストを実施する際の複雑さが大幅に低減します。
NC2 は、上述以外にも次のような特長を備えています。
- クラウド間でライセンスを移動できるため、VM、アプリケーション、データを移行する場合に新たなライセンスを取得する必要がない。
- わずか数時間でデプロイ可能で、バーストや移行のユースケースの導入を大幅に迅速化できる。
- NC2 はマネージドサービスではないため、デプロイメントやオンプレミス回帰を行うタイミング、ロケーション、方法はユーザーが選択できる。
NC2 は単独で機能するよう設計されています。他の Nutanix の製品やサービスは必要ありません。オンプレミス環境とクラウド環境の接続は完全にサポートされており、容易に実施できます。
Nutanix ソフトウェアについては Nutanix、クラウドリソースの利用分については Amazon または Microsoft へのお支払いがそれぞれ発生します。
NC2 上の Nutanix ソフトウェアは、次の方法でご利用いただけます。
- BYOL(ライセンスの持ち込み):既存のライセンス、またはこれから購入する期間ベースライセンスを使用する。(既存のオンプレミスライセンスを NC2 に移動できます。ただし、AOS のライセンスは Pro または Ultimate であることが必要です。AOS Starter は NC2 には使用できません。)
- PAYG(従量課金制):コア/時間、SSD/時間の価格に基づき、利用時間に応じて支払う。
- Cloud Commit(コミットメント制):期間ベースで最低支払い額をコミットし、超過分は別途支払う。
ライセンスモデルと価格について詳しくは、こちらをご覧ください。
NC2 を簡単に使い始められるように、30 分間のセルフガイド付きのテストドライブを用意しています。テストドライブをご利用中(最大 8 時間)の Nutanix およびパブリッククラウドのインフラの費用は Nutanix が負担します。
使用開始の準備ができたら、Nutanix を現在ご利用中のお客様は、https://my.nutanix.com/ から既存のアカウントでログインしてください。新たにアカウントを作成することもできます。My Nutanix アカウントから、NC2 にアクセス、管理、利用が行えます。My Nutanix から、C2 の 30 日間無料トライアルのお申し込み、新たなお支払いプランの登録、または既存の Nutanix ライセンスの NC2 への適用のいずれかが選択できます。あとは、任意のクラウドアカウントを追加するだけで、NC2 のデプロイが開始できます。サポートポータルには、利用可能なノードタイプやリージョンなどの詳しい技術情報が掲載されています。さらにサポートが必要な場合は、営業担当にお問い合わせください。