Xi Leap
よくある質問
Xi Cloud Servicesは、Nutanix Enterprise Cloud Platformに対するクラウドネイティブな拡張性を提供します。共通のインフラストラクチャースタックと単一の制御点を活用したXi Cloud Servicesは、ITチームが従来型データセンターの境界性を超えて、即時のプロビジョニングと自動構成を可能にする統合型クラウド環境への拡張を可能にする唯一無比のサービスです。
Xi Leapは、Nutanix Xi Cloudを活用したサービスとしてのディザスタリカバリ(DRaaS)ソリューションです。
ビルトイン: Xi Leapのセットアップと管理はNutanix Prismに完全にビルトインされているため、学習曲線は存在しません。
迅速なオンボーディング: Xi LeapはワークロードプロファイルをXi Cloudに移植することで、オンボーディングプロセスを簡略化します。Xi Leapはリカバリサイトに仮想マシン、そしてネットワークおよびセキュリティ構成を適用することで、事前のセットアップ時間を削減し、フェイルオーバープロセスを合理化します。
1-クリックのフェイルオーバー: Xi Leapが提供するディザスタリカバリオーケストレーションによって、フェイルオーバープロセスの確実な実行、また短時間での目標復旧時間(RTO)を達成することができます。
スムーズなテスト: Xi Leapが提供するスムーズなテストでは、企業が定期的にディザスタリカバリ(DR)対策を検証して、規制遵守を実現できます。
エンドツーエンドのセキュリティ: Xi Leapは、最終格納データ向けの強力な暗号化、また伝送中データ向けのサイト間ビルトイン暗号化接続を用いることで、エンドツーエンドのセキュリティを提供します。
拡大に合わせた支払い: Xi Leapは、柔軟なサブスクリプション価格を提供することで、顧客がセカンダリデータセンター施設のスペースを獲得するか、ディザスタリカバリ用に専用インフラストラクチャーを購入する必要がなくなるため、設備投資を運用コストに変換できるようになります。
Xi Leapのディザスタリカバリソリューションの構成・管理には、Prism Centralを利用します。
現在、Xi Leapは日本、米国西部 (カリフォルニア州ベイエリア)、米国東部 (バージニア州アッシュバーン)、英国 (ロンドン)、イタリア、そしてドイツご利用いただけます。

いいえ。仮想マシンの複製は、Xiが利用可能な1つのリージョンに対してのみ可能です。
Leapの地理的な占有面積は、北米、英国、欧州、そして日本のお客様に最も適しています。お客様は、潜在的なレイテンシの問題とSLAの関連事項を入念に評価する必要があります。
Nutanix AHVとESXi (要AOS 5.11)のどちらにも対応しています。NearSyncのサポートに関しては、AHVのオンプレミスからXi LeapへはAOS 5.17で、またESXのオンプレミスからXi LeapへはAOS 5.18で、ご利用いただけます。
Nutanixの全ハードウェア、Nutanix Xpressソフトウェアエディション、OEM(Dell、Lenovo)のNutanix認定ハードウェア、およびNutanixのHFCLに掲載された認定済みDell PowerEdge、HP、そしてCiscoソリューション をXi Leapのソースとして利用できます。現在、IBM Powerはサポート対象となっていません。
はい!Xiアカウントにサインアップして、30日間または$500分の利用のいずれか最初に使い切るまで利用できます。
まず、ご自分のMyNutanix IDで新規のXiアカウントを作成してください。次に、指示に従って、ご利用のオンプレミス側の環境からNutanix Xi Servicesにネットワーク接続を確立させ、指定したリージョンにDRのレプリケーションを設定します。
Xi Leapは、サービスの一環として単一レベルのサポートとしてXi Leap Supportを提供しています。これを利用した場合、このメリットはオンプレミス側でProductionレベルのサポート利用する場合と同等です。
Xi Leapのサポートに追加費用はかかりません。Xiのサービス価格に含まれています。
Xi Leapが保護する各仮想マシンは、以下の3つの価格帯に該当します:
ベーシックプロテクション | アドバンスプロテクション | プレミアムプロテクション | |
---|---|---|---|
RPO | 24時間以上 | 4時間以上 | 5分以上 |
無料のフェールオーバーキャパシティコンピュート | なし | 12時間/仮想マシン/四半期 | 48時間/仮想マシン/四半期、翌四半期に繰り越し |
スナップショットの数、無料(で含まれる)仮想マシン向けのストレージ | スナップショット×2、1TB/仮想マシン(スナップショットのスペース含む) | スナップショット1週間分、2TB/仮想マシン (スナップショットのスペース含む) | スナップショット1カ月分、5TB/仮想マシン(スナップショットのスペース含む) |
お客様は、Nutanixサポートにお電話いただくか、各自のNutanix Xi Servicesアカウント番号、オンプレミス側のクラスタの情報(必要な場合)、そして発生している問題の詳細を伝えて、オンラインサービスをリクエストする必要があります。
AOS 5.17であれば、Xi Leapは5分間のRPOでNearSyncをサポートします。NearSyncのサイジング要件に関しては、https://portal.nutanix.com/page/documents/details/?targetId=Prism-Element-Data-Protection-Guide-v5_17%3Awc-dr-near-sync-requirements-limitations-r.html をご参照ください。AOS 5.17以前バージョンの場合、Xi Leapは1時間のRPOをサポートします。全てのRPOは、SLAによって保証されています。なお、計画フェイルオーバーの場合はRPOがゼロになる点に留意してください。
RTOは、復旧計画の一環に含まれる仮想マシンの数および遅延/スクリプトに左右されます。当社のテストでは、1つのVMにつき8秒の復元時間という結果が出ています。RTOもまた、SLAに準拠しています。
はい。リカバリプランには、ブート順序付けおよびIPアドレス管理など、Nutanix Xi Servicesでアプリケーションフェールオーバーを成功させるために必要なあらゆる情報が含まれています。
仮想マシンに割当てられるCPUとメモリのキャパシティは同じです。なお、必要に応じてCPUとメモリを追加することも可能です。
はい。Xi Leapでは、スナップショットを取得する前後にVM内で実行する一式のスクリプトを活用することができます。Microsoft Windowsを実行中のアプリケーションの場合、Xi LeapはMicrosoftボリュームシャドウコピーサービス(VSS)と統合してアプリケーション整合性のあるスナップショットを提供します。
当社は3つのオプションを用意しています: (1) お客様が用意したVPN、(2) Nutanixが提供するVPN、そして(3) Direct Connect。現在、Nutanix Xi Servicesへのオンプレミス側からの接続に関しては、Checkpoint、Cisco ASA、Palo Alto、Juniper、そしてFortinet VPNデバイスをサポートしています。
はい。データおよび関連のメタデータは全て、複製先と同一のリージョンに格納されます。
はい。フェイルオーバーの際は、ご利用のアプリケーションのIPアドレスを維持できます。
現在、Xi LeapはISO 27001、ISO 27017、そしてISO 27018の認証を受けています。最近、Xi Leapは、SOC 2 Type 1の認証評価も受けました。詳しくは、Nutanix Trustのウェブサイトをご参照ください。
Xi Leapは、保護ポリシーによりVMを保護し、リカバリプランを利用してフェイルオーバーのオーケストレーションを実現しています。保護ポリシーは、ソースおよびデスティネーションのアベイラビリティゾーン(AZ)上のVMに関する、RPOとリカバリポイントのリテンションを指定するために利用します。リカバリプランは、実際のフェイルオーバーをオーケストレーションするために利用します。
a.現在、保護ポリシーを有効にできるVMの数に制限はありません。
b.リカバリプランの数に上限はありませんが、それぞれのリカバリプランは200台のVMを上限としています。Xi Leapは、5つの復旧プランを平行して実行できるため、合計1000台のVMを稼働できます。復旧プランが5つ以上ある場合、1バッチ5個で実行してください
当社は、RPOとRTOの双方に対するSLAを用意しています。SLAの詳細