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Nutanix が可能にするシンプルで一貫性のあるクラウド運用モデル

著者:Marc Trouard-Riolle、Harsha Kotikela

July 25, 2023 | min

クラウドは現代のエンタープライズを成功に導くカギ

デジタルイノベーションは、現代のエンタープライズの成功に欠かせない要素です。デジタルイノベーションを支える一手段としてパブリッククラウドが広く活用され、多くの組織における変革の中心的な役割を果たしています。クラウドの活用は、IT 管理の負荷の軽減、ビジネスの俊敏性の向上、成長の加速、新たな収益機会の創出のための最新技術の導入、顧客体験の向上など、さまざまなメリットにつながります。クラウドは、サービス提供の迅速化のための新たな手段となり、さらに、最新の事業継続およびディザスタリカバリ戦略を可能にする信頼性の高いリソースとなります。

顧客の期待値は高まる傾向にあり、エンタープライズは、問い合わせ、商品の検索、技術サポートの要請、ブランドとの関係構築など、さまざまなチャネルを整備して顧客のニーズに応えなければなりません。顧客は、継続的なイノベーションとよりよい新たなサービス体験への迅速なアクセスを常に求めています。クラウドは、ニーズに適したやり取りを可能にし、企業が競争力を維持するうえで必要な俊敏性を提供します。

しかし、クラウドへの移行は、一部のエンタープライズにおいては注意が必要です。クラウドの利用は成功のカギとなりますが、アプリケーションやデータをクラウドに移す方法はさまざまで、複雑さの程度も異なります。

クラウドへの移行における課題

ワークロードをクラウドに移行する際、組織は移行方法を選択しなければなりません。従来の 3 層のデータセンター環境をハイブリッドインフラでモダナイズするか、クラウドを利用してデータセンターから迅速かつ容易に容量を拡張するか、さまざまな事業継続性とディザスタリカバリのストレージのオプションを検討するか、あるいは各アプリケーションとワークロードに最適な配置を柔軟に見つけるかなど、選択の基準は数多くあります。

複数のクラウド利用は複雑さを増す

選択するクラウド運用モデルによって、クラウドへの移行がどの程度シームレスでシンプルになるかが決まります。エンタープライズが直面するクラウドの最大の課題の 1 つは、複数のプロバイダによる異なるクラウドサービスを受けなくてはならないことです。各クラウドプロバイダが提供する機能やサービスはそれぞれ異なり、プラットフォームや API には互換性がありません。このため、各クラウドサイロを個別に管理しなければならず、さまざまなスキル、ツールセット、プロセスが必要になり、運用は短期間で極めて複雑になります。また、一部のクラウドプラットフォームはマネージドサービスであり、プロバイダがさまざまなレベルのインフラレイヤーを管理します。そのため、複数のチームがそれぞれエコシステムの異なる部分を管理することになり、一貫性の欠如を引き起こし、複雑さがさらに増す可能性があります。

異なるクラウドプラットフォームが存在すると、エコシステム全体のリソース使用量とコストの明確な把握が難しくなります。

複数のクラウドプラットフォーム間でアプリケーションを移動する場合、プロバイダが異なっても、アプリケーションが本来のパフォーマンスと耐障害性で正しく動作するように、リファクタリングまたは再設計をする必要が生じます。これは膨大な作業であり、非常に時間とコストがかかります。

1 つのプロバイダに全面的に依存するのは正解ではない

単一のプロバイダを選択して複数のクラウドの互換性や管理の複雑さを回避しようとすれば、ただちに別の問題に直面します。単一のベンダーに縛られると、IT の俊敏性、購買の柔軟性に影響が生じ、最終的にはビジネス全体の成功を脅かしかねません。

真のハイブリッド・マルチクラウドの実現には、革新的なモデルが必要

余分な時間やコスト、IT の手間をかけずにクラウドへの容易な移行を実現するには、エッジからオンプレミスのデータセンター、複数のパブリッククラウドまで、エコシステム全体をシームレスにカバーすると同時に、ワークロードの配置を最適化し、ROI を最大化するための俊敏性と柔軟性を提供できるクラウド運用モデルが必要です。このハイブリッド・マルチクラウド運用モデルは、新分野のプロジェクトでも、アプリケーションとデータの移行でも、あらゆるタイプのクラウドデプロイメントを簡素化します。

クラウドの目標をシンプルかつ効率的に達成するために最適なモデルです。Nutanix が、このモデルの運用を実現します。

Nutanix でクラウドジャーニーをシンプルかつ効率的に

Nutanix Cloud Platform™(NCP)ソリューションは、強力なハイブリッドクラウドインフラと管理機能を提供し、あらゆる環境におけるアプリケーションやワークロードの実行を可能にします。Nutanix Cloud Clusters™(NC2)インフラを AWS または Microsoft Azure で実行することで、アプリケーションは、オンプレミスのデータセンターと同等のパフォーマンスと耐障害性をクラウド上で発揮することができます。

メリット

Nutanix は、真のハイブリッド・マルチクラウドを実現し、競争優位性に貢献する次のようなメリットがあります。

あらゆる環境で一貫性のある単一プラットフォーム

アプリケーションやデータをデプロイする際に、クラウドプラットフォームの数や、デプロイメントモデルの種類が複数になっても、個別の管理や、それぞれに対する管理サービスチームを配置する必要はありません。

Nutanix は、オンプレミス、プライベート、エッジ、パブリッククラウドの全環境にわたって一元的な管理プレーンを使用し、クラウドのデプロイメントと管理から複雑さを排除します。具体的には、一貫性のあるツールと運用手法、リソースの使用状況やコストを一目で把握できる明確な可視性が提供されることを意味します。また、可視化により管理が簡素化され、IT 支出を効果的に計画できるようになります。

オンプレミスとクラウド間の移行の俊敏性と柔軟性を向上

Nutanix Cloud Platform は、アプリケーションやデータを、オンプレミスのデータセンターからパブリッククラウドインフラに、容易かつ効率的に再配置(リフトアンドシフト)することを可能にします。異なるクラウドごとに、アプリケーションのリファクタリングや再構築に数か月~数年を費やす必要はありません。クラウドでもオンプレミスと同じスキル、ツールセット、プロセスの使用が可能で、オンプレミスと同様の安定したパフォーマンスと耐障害性でアプリケーションを実行できます。

将来の状況により、アプリケーションをクラウドからオンプレミスに戻すか、あるいは別のクラウドプラットフォームに移動させる必要が生じる可能性もあります。Nutanix は、俊敏性と柔軟性を提供すると同時に、コスト効率を維持することを支援します。その一例が、Nutanix のライセンスポータビリティです。サポートされているデプロイメントモデルから別のデプロイメントモデルに Nutanix のライセンスを柔軟に移動できるため、必要な場所でのワークロードの実行が可能になります。ニーズが変化してクラウド環境を変更する必要が生じた場合でも、Nutanix ライセンスを効率的に移動させて新しい環境に対応できます。

健全な ROI による収益 の向上

クラウドの効率は、移行対象のワークロードによってベンダーごとに大きく異なります。エンタープライズのアプリケーションは、通常、パブリッククラウドのインスタンスサイズと完全に適合することはありません。パブリッククラウドのインスタンスはさまざまなサイズで提供されており、それぞれに CPU、RAM、ストレージ、ネットワークスループットの容量が設定されています。既存のアプリケーションをこれら規定のサイズに合わせようすると、多くの場合、各クラウドのインスタンスでわずかなリソースの無駄が生じます。この小さな無駄も、多数のワークロードが実行されれば、全体で膨大なコスト増につながる可能性があります。Nutanix は、特定のベアメタルクラウドのインスタンスへの移行機能を活用してホストリソースをきめ細かく制御し、リソースの効率的な利用を可能にします。IT部門は、利用可能なクラスタリソースを、実行中のワークロードに応じて分割できるだけでなく、クラウド上のアプリケーションやデータのニーズに応じてワークロードのサイズを容易に変更することもできます。

一貫した運用モデルと、異なるクラウド間でアプリケーションをリフトアンドシフトできる能力により、IT 運用コストも大幅に削減できます。このような間接的なコスト削減は、NPC ソリューションのシンプルさにより、IT 部門の管理負担が軽減され、よりクリティカルな業務や技術革新に集中できるようになることによってもたらされます。これら全ての機能と特長が一体となって、コスト効率の高いハイブリッド・マルチクラウドの構築と維持を可能にしています。

Nutanix Cloud Platform と競合製品の比較

 

Nutanix

競合製品

制御・管理の権限

お客さま 

マネージドサービスプロバイダまたはクラウドプロバイダ

システムへのフルアクセス

あり

製品による

顧客のテナンシーで実行(VPC/VNet)

あり

製品による

エコシステム全体を単一のプレーンで一元管理

あり

なし

オーバーヘッドコスト

低コスト

高コストになるケースあり

ライセンスのポータビリティ

あり

なし

アップグレードの制御

あり

限定的

デプロイされたソフトウェアのバージョンの管理

あり

製品による

クラウドネットワーキングの管理

シンプル

複雑

Nutanix がモダンエンタープライズにとってスマートな選択である理由

Nutanix は、単一の一貫したクラウド運用モデルにより、オンプレミス、エッジ、パブリッククラウドをシームレスに統合する唯一のベンダーです。真のハイブリッド・マルチクラウドを容易かつ効率的に実現し、単一の管理画面での運用とエコシステム全体に対する高い可視性を提供します。一貫性、俊敏性、コスト削減をこのように高いレベルで提供できるベンダーはあまり存在しません。クラウド移行の成功に向けたシンプルな方法をお探しでしたら、Nutanix をご検討ください。

Nutanix が ハイブリッド・マルチクラウドアプリケーションモビリティでお客さまの組織を成功に導きます。詳しくは Web サイトをご覧ください。

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