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AOS 6.5登場 – 未だかつて無いほどに進化を遂げたHCI

ビジネスクリティカルアプリとデータベース向けのパフォーマンス、データサービス、サイバーレジリエンス

 Allan Waters著   2022年7月25日 |  6分

皆さん、お待たせしました! Nutanix® ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)ソフトウェアのコアの最新のアップグレードが公開されました。これまでになく本格的なアップデートであるAOS™ 6.5リリースには最も要件の高いデータベースワークロード、そしてビジネスクリティカルアプリケーションに必要とされるパフォーマンスの改善、セキュリティ、統合データサービスが含まれています。

AOS 6.5については以下のキーワードを心に留めながら、また、フレッシュな気分でご覧になっていただけると幸いです:

1. パフォーマンスに貪欲なビジネスクリティカルアプリケーションとデータベースがHCI上で利用可能になりました
2. サイバーレジリエンスをストレージアーキテクチャに対してボルトオン(後付け)ではなく、理想的な状態でビルトインしています
3. きめ細やかなスナップショットおよびレプリケーションなどのデーサービスはもう一つの目玉です

さぁ、更に詳細へと分け入って、Nutanix HCIがどのようにデータベースワークロードとビジネスクリティカルアプリケーションのためのSANを置き換えることができるのかを確認していきましょう。

クリティカルなデータベースワークロードむけのミリ秒未満のパフォーマンス

HCIはモダンなアーテクチャであまねく採用されているサーバーベースのソフトウェア・ディファインドモデルIT環境をシンプル化することで広く知られています。ですが、スケールアウトシステムのパフォーマンスをプロプライエタリのSANとファイバーチャネルを比べてみるとどうでしょうか?

AOS 6.5で達成したパフォーマンスはHCIは多くのSAN環境をもはや凌駕しているのではないかということを示しています。AOS 6.5にはIntel Optane® SSDむけのNVMeの階層化、vDiskのマルチスレッド化、そしてメタデータのキャッシュのリウォーミングが含まれており、パフォーマンスに貪欲なワークロードを満足させられるだけのスケールアウトクラウドプラットフォームを提供します。

• どれだけのIOPSが必要ですか? 25k? 50k? 100k? それ以上? Nutanix AOS 6.5なら提供できます。
• どれぐらいの応答速度が必要でしょうか? 一貫して1ミリ秒未満? Nutanix AOS 6.5 なら大丈夫です。
• どれだけ大きなデータベースをお持ちですか? 1 TB? 2TB? 10TB それ以上? Nutanix AOS 6.5 なら稼働させられます。

独立機関の Enterprise Strategy Groupによるデータベースパフォーマンスについての分析 では、NutanixのクラスタはランダムReadで110万 IOPS以上、 そしてランダムWriteで 60万 IOPS程度を提供できるということが示されています。

以下は11台のNutanixノードを利用開始したばかりの新たなお客様環境でのパフォーマンス検証時のスクリーンショットです。

サイバーレジリエンスネットワーク&セキュリティのアップグレード

セキュリティはIT組織における最も重要な意思決定要素であり、特にそれはビジネスクリティカルワークロードとデータベースに於いては顕著です。AOS 6.5ではDRおよびクラスタ内の通信の暗号化と仮想ネットワーク機能による論理的なネットワークの隔離、AWS®サブネットをNutanix Cloud Manager™ コンソールから視認可能にすること、 USの国防総省むけのDODIN APLに準拠したIPv6認証によってネットワーク機能とセキュリティの改善を提供しています。
AOS 6.5は更に、ワークロード向けの セキュリティとインフラストラクチャー運用の統合、さらに進んで「ゼロトラスト」手法を支援します。

統合ストレージレイヤーのスナップショットとレプリケーション

Nutanix AOS 6.5にはポリシーベースで、オーバーヘッドの小さな統合ストレージレイヤーの仮想マシンまたはデータベースに特化したスナップショットが含まれています。ストレージレイヤーに統合されたレプリケーションと組み合わせることで、Nutanix AOS 6.5ではHCIシステムをSANレベルのデータサービスが提供できるまでの高みへと到達しました。

いくつかのHCI製品はコンピュートレイヤーのスナップショットやレプリケーションに依存する実装になっています。Nutanix AOS 6.5は、現在までにクラスタをまたがるレプリケーションに最適化されており、ワークロードをHCI上に移行させることを加速しようとしているお客様にアーキテクチャ上のメリットをご提供することができます。

幅広い機能群と管理の容易性

Nutanix AOS 6.5は我々の長きにわたる日々の運用を改善し、夜間や週末の作業を不要にしようという慣習の上に構築されています。以下は皆様のエクスペリエンスを更に改善するための新たな機能のリストです :

• AHV® メモリオーバーコミット および 仮想マシンのテンプレート
• レジリエンシーについての監視の拡張
• Nutanix上にはない VMware ESXi™クラスタのキャパシティプランニング
• ストレージ管理と視認性の向上
• より改善されたメンテナンスモードのサポート

パッケージングとライセンシングのシンプル化

Nutanix AOS 6.5では我々のシンプル化されたパッケージングに対応し、我々のハイブリッドクラウドインフラストラクチャー、マルチクラウドマネージメント、ユニファイドストレージ、データベース、およびデスクトップサービスソリューションをシンプルにご購入いただくことができるようになっています。お客様はモダンなクラウド製品では一般的なコアライセンスモデルで統合されたソリューションを利用することができます。重要なことですが、ライセンスはエッジ、データセンター、もしくはAWS内であっても完全にポータブルです。Nutanixソフトウェアのオプションのリスト全体についてはこちらで確認できます。

Nutanix データベースサービス

Nutanixがご提供するビジネスクリティカルなデータベースへの付加価値はインフラストラクチャーだけにとどまりません。データベース・アズ・ア・サービス製品であるNutanix Database Service™ は管理タスクを自動化し、開発者のデータベースの必要に合わせたセルフサービスを実現します。NutanixのHCI製品のシンプルさと洗練性からの恩恵に加えて、Nutanixデータベースサービスを加えることで規模に関わらずデータベースの展開、パッチ、監視をシンプル化する事ができます。

NutanixをTest Drive

Nutanix Test Drive で新たなAOS 6.5の機能を簡単に試してみることができます。Test Driveでは数分以内に皆様自身の検証クラスタをリモートで稼働させ、ブラウザを通じて便利に利用することができます。インフラストラクチャーの管理が1-クリックのシンプルさでどれだけ簡単になるか体験することができます。さらに、Nutanixが日々のタスクをどれだけ簡単にし、可用性とレジリエンシーを保証し、ITリクエストをこなす一方でクラウドインフラストラクチャーとワークロードを簡単に管理し続けていくことができることをご自身で確認できるでしょう。

アップグレードの方法は以下のとおりです:

• すでにNutanixをご利用の場合 -->
    o AOSの 5.15.x または 5.20.xのヴァージョンをご利用の場合、AOS 6.5は 皆様がご利用になる次の 長期サポート(LTS)リリース です。こちら (6.0) および こちら(6.1) で言及された新機能を利用することができるようになります。
    o 6.0または6.1(いずれも短期サポートリリース)を利用されている場合、6.5はこれらの次のステップにもなります。追加でのバグフィックスが含まれているだけでなく、LTSリリースのメリットがえられます。 このリンクからLTSとSTSリリースの違いをご確認ください。
    o 最新かつ優れた機能群を利用する場合、Nutanix Life Cycle Manager™ (LCM) ツールを活用することができます。リリースノートはこちらから確認できます。 (ログインが必要です。)

• HCIを使うのが初めての場合 -->
    o HCIを利用してコンピュート、ストレージ、ネットワーク、及び仮想化を含む従来型のデータセンターのサイロを統合しようと考えているのであれば、今がまさにその時です。Nutanixクラウドプラットフォーム および AOS 6.5は今日、ワークロードの変革のための道筋と、それが始められるだけのあらゆるパフォーマンスを提供します。

我々はみなさまがNutanix AOS 6.5でHCI市場はかつて無いほどの進化を遂げるということに賛同してくださると革新しています。Nutanix AOS 6.5で駆動するNutanixクラウドプラットフォームソリューションへとビジネスクリティカルアプリケーションとデータベースを移行させるまたとない好機です。さぁ、始めましょう!

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