プレスリリース

Nutanix、ハイブリッド・マルチクラウドの導入を容易にする新しい製品ポートフォリオを発表

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2022年2月15日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

プレスリリース
2022年2月16日

Nutanixクラウドプラットフォームによる、様々なアプリケーションを
あらゆるクラウドで実行するための統合プラットフォームを提供

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、変化し続ける顧客要件に対応するため、製品ラインナップをシンプルにした新しい製品ポートフォリオのグローバル提供を開始したことを発表しました。Nutanix クラウドプラットフォームは、パブリック、プライベート、ハイブリッドなど、あらゆるタイプのクラウドで一貫した運用モデルを提供します。今回の発表により、導入しやすい一連のソリューションをセットで提供することで、お客様のデジタル変革をさらに効率化します。

新たな製品ポートフォリオは、お客様のハイブリッド・マルチクラウド戦略への移行を容易にするだけでなく、複数の環境にわたってあらゆるハイブリッド・クラウドサービスを実現する際に起こりがちな煩雑な作業を解消します。これらの機能は、パッケージング、測定、価格設定を簡素化することで、ワークロードの拡張、クラウドの好み、技術の更新など、変化するニーズに対してお客様がより簡単に計画を立てることができるようにすることで実現しました。お客様は、Nutanixが検証した設計と導入のベストプラクティスを活用することで、クラウドを活用したDX戦略をさらに加速させることができます。

IDCのインフラシステム/プラットフォーム/テクノロジーグループ担当副社長のAshish Nadkarni氏は次の様に述べています。「Nutanixの成長は、より柔軟で管理が容易なSANストレージの代替サービスとして始まりましたが、仮想化からネットワーキング、セキュリティまで完全なクラウドプラットフォームへの成長を経て、現在ではオンプレミスおよびパブリッククラウドですべてのワークロードをサポートしています。新しい製品ポートフォリオは、顧客がビジネスの変化するニーズに適応するための、高い柔軟性を実現しています。」

新たにアップデートされたポートフォリオには、以下が含まれます。

  •  Nutanix クラウドインフラストラクチャー (NCI)は、仮想マシンやコンテナ向けの仮想コンピュート、ストレージ、ネットワーキングを含む完全なソフトウェアソリューションを提供し、好みのハードウェア上のプライベートデータセンター、またはビルトインの回復力、自己回復、パフォーマンス、災害復旧機能、セキュリティを備えたパブリッククラウドに導入することが可能です。NCIをパブリッククラウド、Nutanix Cloud Clusters(NC2)で実行することにより、複数のクラウド環境にまたがって管理とポリシーを持つ統合クラウド環境の運用効率を維持しながら、俊敏性、柔軟性、アプリケーション近代化のためのハイブリッドクラウド戦略への移行を支援します。主な事例としては、クラウドのバースト、ディザスターリカバリー、データセンターのリフト&シフトなどが挙げられます。
  • Nutanix クラウドマネージャー (NCM)は、プライベートおよびパブリッククラウドで一貫したガバナンスを実現することにより、クラウドの構築と管理にシンプルさと使いやすさをもたらし、お客様のクラウドジャーニーの加速を支援します。NCMは、監視、洞察、自動修復などのインテリジェントな運用を実現し、企業がアプリケーションを簡単に展開、運用、管理できるようにします。また、インテリジェントなリソース最適化、クラウド計測とチャージバックの正確な可視化により、財務説明責任とコストガバナンスを推進します。さらに、複数のクラウド環境にまたがったワークロードとデータのセキュリティ運用を一元化し、インテリジェントな分析とコンプライアンスツールでインシデントレスポンスの自動化を実現します。
  • Nutanix ユニファイドストレージ (NUS)は、複数のプロトコル(ボリューム、ファイル、オブジェクト)に対応した分散型およびソフトウェア定義のストレージを提供し、プライベート、パブリック、ハイブリッドクラウドのどこにでも展開できるさまざまなワークロードを、ライセンスの移植性を保ちながらサポートします。すべてのストレージリソースを一元管理することで、複数のインターフェースによる複雑さを解消し、ストレージの専門家でなくても日々のストレージおよびデータ管理タスクをほとんど処理できるようになります。ソリューションに統合されたインテリジェントな分析機能により、データの可視化と深い洞察が得られ、データのガバナンスとセキュリティが実現します。
  • Nutanix データベースサービス (NDB)は、PostgreSQL®、MySQL®、Microsoft® SQL Server、Oracle® Databaseなどのデータベースエンジンのハイブリッド・マルチクラウド環境におけるデータベース管理を簡素化し、データベースインスタンスのプロビジョン、スケーリング、パッチ、保護、クローニングの強力な自動化を提供します。NDBは、お客様がDatabase-as-a-Service (DBaaS) と使いやすいセルフサービスのデータベース体験をオンプレミスおよびパブリッククラウドで提供し、新規と既存のデータベースの両方を開発者に提供することを支援します。
  • Nutanixエンドユーザー・コンピューティング・ソリューションは、パブリック、プライベート、およびハイブリッド・クラウド・インフラから世界中のユーザーに仮想アプリケーションとデスクトップを提供します。NCIにユーザー単位のライセンス・オプションを提供し、インフラストラクチャーのコスト・モデルをエンドユーザー・コンピューティング・プラットフォームのコスト・モデルに合わせることで、キャパシティ・プランニングを簡素化することができます。また、Nutanix Cloud Infrastructure(NCI)、パブリッククラウド、またはハイブリッドクラウド上でエンドユーザーのワークロードを実行できる、シンプル、高速、柔軟なDesktop-as-a-Service(DaaS)プラットフォームが含まれています。

NutanixのSVP Product ManagementであるThomas Cornelyは、次の様に述べています。「Nutanixクラウドプラットフォームは、市場をリードするハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソフトウェアを基盤として、企業に一貫したクラウド運用モデルを提供してきました。当社の新しい製品ポートフォリオは、オンプレミスとパブリッククラウドにまたがる当社の豊富な製品機能をまとめ、仮想マシンおよびコンテナ内のアプリケーションに一貫したインフラ、データサービス、管理、および運用を提供します。」

Unum グローバルサービス部門AVP、IT担当であるDavid Fitzgerald氏は、次のように述べています。「当社は、主要なワークロードを実行できるプラットフォームを求めて、Nutanixを選択しました。当社の製品とサービスで世界中の3,900万人の命を守るというミッションをサポートするための重要な要素であるシンプルさと信頼性を兼ね備えていたためです。Nutanixは、当社のデジタル変革を支援するHCIソリューションを提供するだけでなく、完全なクラウドプラットフォームへと成長を遂げてきました。Nutanixの継続的なイノベーションを活用することを楽しみにしています。」

三井化学株式会社 執行役員DX 推進室 三瓶雅夫氏は、次のように述べています。「Nutanix は、当社が次世代工場基盤向けのHCI・エッジコンピューティング技術を採用して、高度な生産体制を確立する上で重要なパートナーです。当社が、動的な増産対応、最適化されたラインオペレーション、セキュアな情報基盤、盤石なBCP 対応、並びに標準化されたDX 拡張手法をグローバルに展開する上で、Nutanixクラウドプラットフォーム の新しい製品ポートフォリオに期待しています。」

新しい製品ポートフォリオはすでに提供を開始しています。詳細については、こちらをご覧ください。

参考資料

(以上)


Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、場所を問わずハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを管理できるよう支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

© 2022 Nutanix, Inc. All rights reserved. NutanixおよびNutanixのロゴマークは米国およびその他の国におけるNutanix, Inc.の登録商標、あるいは出願中の商標です。本リリースに記載されているその他すべてのブランド名は、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標です。