プレスリリース

Nutanix Cloud Platform、非構造化データと構造化データのデータサービスを強化

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2021年9月21日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

プレスリリース
2021年10月6日

オブジェクト、ファイル、データベースのパフォーマンス、
スケール、モビリティ、ガバナンスに注力した機能を提供

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は、企業が運用する極めてクリティカルなアプリケーションのデータ管理の簡素化や、データベースやビッグデータのワークロード・パフォーマンスの最適化を容易にする、Nutanix® Cloud Platformの新機能を発表しました。Nutanix Cloud Platformは今後、オンプレミスからクラウドまでの環境で非構造化データの階層化に対応し、複雑な再構成をすることなく、データベースワークロードでは最大2倍、ビッグデータワークロードについては最大3倍のストレージ性能の向上を実現します。さらに、新たな非構造化データガバナンスサービスとしてNutanix Data Lens™も提供する予定です。このほか、データベースサービスのNutanix Era™では、PostgreSQL®、MySQL®、Microsoft® SQL Server、Oracle® Databaseなどのデータベースエンジンを対象に、ハイブリッド・マルチクラウド環境のデータベース管理において、1クリックでのストレージスケーリング機能やロールベースのアクセス制御を提供します。

NutanixのCTOであるRajiv Miraniは、次のように述べています。「お客様が求めているのは、構造化データと非構造化データの両方のデータを保存するさまざまな方法と、こうした業務を複数のベンダーに依存することなく、管理を簡素化する手段です。Nutanix Cloud Platformの新機能により、当社のデータ中心のイノベーションが高性能なアプリケーションにも拡大し、今後はすべてのワークロードとあらゆる種類のデータに対応した、包括的なデータサービスを備えた統合型のプラットフォームを提供します。」

データベースとビッグデータのワークロードのパフォーマンスを向上
ITインフラのモダナイズし、大規模データベースの運用を検討している企業は、データベースのストレージ構成を複雑に変更することなく、従来と比較して最大で2倍のパフォーマンスの向上が期待できます。また、インテル® Optane™テクノロジーなどのハードウェアと、Nutanixの優先データ配置技術を組み合わせて活用することで、ストレージのレイテンシを低減することができます。

さらに、NutanixはHadoop®やSAS® Gridのワークロードなど、データ分析ワークロードの実行も大幅に簡素化します。Nutanixプラットフォームの新しいレプリケーションファクター・ストレージモードでは、コストを削減しながら従来と比較して最大3倍のデータ処理スピードを実現します。また、NutanixのS3互換のオブジェクトストレージソリューションのNutanix Objects™は、データレイク構築用のペタバイト規模の高性能ストレージをサポートします。Apache Spark™などの最新の分析アプリケーションを使用している企業は、S3 Selectと最適化されたS3Aのサポートにより、クエリと大規模バッチ処理のパフォーマンスが劇的に向上するメリットが得られます。

データベースのストレージスケーリングとガバナンスの簡素化
NutanixのデータベースサービスのNutanix Eraは、PostgreSQL®、MySQL®、Microsoft® SQL Server、Oracle® Databaseといった代表的なデータベースエンジンのハイブリッド・マルチクラウド環境での管理をサポートします。Nutanix Eraを活用することで、データベースのストレージスケーリングをオンラインで簡単かつ迅速に行えるようになり、これまで数日間・数週間を要した作業が1クリック操作で済むようになります。さらに、ロールベースのアクセス制御のサポートにより、セキュリティとコンプライアンスのポリシーを簡単に導入できるほか、データベースへのアクセスとデータベース管理の運用を安全に共有できるようになります。このほか、Nutanix Eraではマルチリージョンのフェイルオーバー機能をサポートしており、可用性の高いDBaaS(データベース・アズ・ア・サービス)を通じて、より高いレジリエンスを提供します。

複数のクラウド環境をまたぐ、非構造化データのモビリティとガバナンスを実現
Nutanixは、企業が非構造化データの増加に対応し、セキュリティリスクからデータを保護できるように支援する新しいクラウドサービスNutanix Data Lensを発表しました。オンプレミスとパブリッククラウドの両方の環境に対応したNutanix Data Lensは、アクセスパターン、データの年代、データのタイプなど、Nutanixの統合ストレージに保存された非構造化データに関するグローバルな視点からの洞察を提供することで、データのライフサイクル管理を簡素化するとともに、疑わしいファイルの検出とブロック、そして異常なアクティビティの警告により、ランサムウェア攻撃からの保護を実現します。

Nutanix Objects、AWS S3、Azure Blob Storageを対象としたデータ階層化をネイティブサポートし、非構造化データの増加に対応するほか、Nutanix Files 上のファイル共有向けディザスタリカバリについて1分以内の目標復旧時点(RPO)の実現とセルフサービスリストアでの管理を可能にします。

IDCのインフラストラクチャーシステム/プラットフォーム/テクノロジーグループ、リサーチ・バイスプレジデントであるEric Burgener氏は、次のように述べています。「企業は、大容量化、高速化、多様化が急ピッチで進む各種データをより効率的かつ安全に管理し、オンプレミスとクラウド間の運用を簡素化する手段を求めています。Nutanixは、オンプレミスとクラウドにまたがる共通の管理インターフェイスを備えた単一のプラットフォーム上で、構造化データと非構造化データの両方に対応する包括的なデータサービスを提供するための重要な一歩を踏み出しました。」

Nutanix Eraの新機能は、すでに提供を開始しており、Nutanix Cloud Platformにおけるデータベース、ビッグデータアプリケーション向けの拡張機能、および非構造化データ管理機能は現在開発中です。

参考資料

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、場所を問わずハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを管理できるよう支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

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