メディアアラート
2025年12月12日
Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)とPure Storageは本日、仮想化に関してよりスマートで強力な選択肢を提供するため、最新の共同ソリューションの提供開始を発表しました。
この統合型ソリューションは、Nutanix Cloud Infrastructureのシンプルな運用とPure Storage® FlashArray™の高性能アーキテクチャを組み合わせることで、アプリケーションの応答性と俊敏性を向上させ、ビジネスクリティカルなワークロードに対応します。これによりAIなどミッションクリティカルでデータ集約型のワークロードにも対応する、モダンでスケーラブルなフルスタックの仮想インフラストラクチャーを実現します。
Nutanix環境上の各仮想マシンはFlashArrayボリュームでホストされ、仮想マシン単位のきめ細やかな管理を実現します。これにより、ユーザーはスナップショットやQoSなどのアレイサービスをディスクレベルで適用でき、仮想マシンを常にポリシーに準拠した状態を保つことができます。仮想マシンとの詳細な連携により、隣接する仮想マシンに影響を与えることなく、適切な仮想ディスク上で適切なデータサービスを提供できます。
仮想化市場が急速に変化する中、ライセンスコストの高騰や、ベンダーロックインの課題に対応するため、ITリーダーはスタック全体を見直しています。今回NutanixとPure Storageが共同で提供するのは、変化に対応し、パフォーマンスに最適化された、新たな代替案です。
拡大する仮想マシンへの対応や、次のAI導入計画においても、今回のパートナーシップは、自由やレジリエンスと、将来に備えたインフラストラクチャーを提供します。最大の利点は導入がシンプルで管理も容易、そしてすぐに利用可能な点です。
図1:シンプルかつ効率的な専用設計により、Nutanix Cloud InfrastructureとPure Storage FlashArrayを接続
Pure StorageプラットフォームとNutanix Cloudプラットフォームは、モダンエンタープライズIT向けに強力な統合型ソリューションを提供します。この共同ソリューションは、パフォーマンス、運用のシンプルさ、レジリエンスを重視して構築されており、企業は運用の効率化とセキュリティを強化し、レガシーな仮想化技術への依存も軽減できます。
Pure Storageプラットフォームは、ブロック、ファイル、オブジェクトを統合し、シンプルかつ一元的な管理機能を採用した統合型のクラウドライクなストレージ・アズ・ア・サービスの基盤として、複雑性を軽減しつつ、より短期間で成果を達成します。無停止アップグレードとゼロダウンタイム運用に対応するEvergreenアーキテクチャを基盤とし、企業の資産の将来性を保証しつつ、コスト、面積、エネルギーを削減することで、チームは移行作業にとらわれることなくイノベーションに集中できます。
ストレージプラットフォームの構成要素であるPure Storage FlashArrayは、高性能ワークロードと大企業向けに設計されています。常時稼働のグローバル圧縮と重複排除により、業界をリードするデータ効率を実現し、他の製品と比べて大幅に少ないハードウェアですむのが一般的です。同プラットフォームはモジュール型NVMeアーキテクチャを採用することで、真の分離型のシンプルな運用を実現しており、演算とストレージのリソースを隔離させることで、いかなるワークロードでもレイテンシは1ミリ秒を下回ります。
Nutanix Prismとの完全な統合により、顧客企業は仮想マシンレベルのスナップショットとシームレスなDay 1およびDay 2運用を単一のインターフェイスから実現できます。
FlashArrayは、インプレースアップグレード時にも99.9999%の可用性を実現し、DirectFlash®モジュールにより1ドライブあたり最大150TB(300TBを発表済み)まで拡張可能で、より少ないデバイスでより大容量の使用が可能です。非同期レプリケーションなどの高度なレプリケーション機能と、ActiveDR™およびActiveCluster™へのロードマップにより、Nutanix環境の事業継続性はさらに強化されます。
Nutanix Cloud Platformは、ハイブリッド環境全体でエンタープライズITをシンプルにし、セキュリティを強化します。Nutanix Prismは、仮想マシン中心の統合型インターフェイスを採用しており、Day 0からDay 2までの運用を効率化することで、インテリジェントな自動化と統合型の監視を実現します。
同プラットフォームの組み込みハイパーバイザーであるNutanix AHVは、サードパーティの仮想化に伴う複雑さとコストを軽減しつつ、エンタープライズグレードのパフォーマンスと拡張性を実現します。Nutanix Flowは、ポリシーに基づくマイクロセグメンテーションと仮想ネットワーク機能を追加することで、東西トラフィックを細かく制御して、コンプライアンス要件の達成を支援します。本製品は仮想マシンを中心に設計されており、迅速なプロビジョニング、容易なスケーリング、応答性の高いパフォーマンス、ビジネスクリティカルなアプリケーションに必要なレジリエンスを備えています。
Pure StorageとNutanixはインフラストラクチャーのモダナイゼーションを支援するフルスタックのソリューションを提供します。これにより顧客企業は、レガシーな仮想化技術への依存から脱却し、より優れたビジネスの成果を実現するためのソリューションへと移行できます。Nutanix Cloud InfrastructureとPure FlashArrayをストレージの基盤とすることで、企業は、高負荷のワークロードをサポートしつつ、進化する優先事項に合わせて拡張性とセキュリティに優れた高性能ソリューションが得られます。
Pure Storage FlashArrayはNutanix環境に接続されるだけでなく、Nutanixソフトウェアとともに進化するよう設計されています。
Pure Storage Evergreen®モデルの採用により、ストレージを再購入する必要はありません。再ライセンスや大規模入れ替え作業は不要で、継続的で中断のないアップグレードのみで運用することができます。これは、企業のインフラストラクチャーを将来にわたり保護し、Nutanixの顧客が求める長期的な価値に合致する、唯一のストレージサブスクリプションです。
リアルタイムのPrism統合、超高密度のDirectFlashモジュール、卓越した運用効率性により、企業のNutanix環境において、優れたストレージ体験を実現します。Nutanix環境におけるPure Storage FlashArrayとその他の外部ストレージの違いはわずかな祭ではなく構造的な違いです。
詳細は、こちらをご覧ください。
各社のコメント
「当社の規模のお客様向けに電子カルテシステムのEpicのオブジェクト指向データベース(ODB)がNutanix環境で問題なく稼働することを実証できたことは、非常に大きな成果でした。NutanixとEpicの連携により、Nutanixが負荷に対応できるだけでなく、既存の製品やクラウドサービスに対する有力な代替ソリューションであることも証明できました。地域のヘルスケアプロバイダーとして、病院システムの財務管理を尊重しつつ、将来を見据えたテクノロジーパートナーとともに先進的な取り組みをすすめることができました。」
「NVMe over TCPを通じ、Nutanix上でPure Storageを用いてODBを実行した初の企業となりました。」
「業界が待ち望んでいたパートナーシップが実現しました。両社とも創業当初からパフォーマンス、可用性、ユーザー体験への揺るぎないコミットメントを打ち立ててきました。今回のソリューションにより、Expedientは保証された成果をお客様にお届けできると同時に、既存の投資を活用しつつインフラストラクチャーのモダナイズを実現できるなど、最大限の柔軟性を提供できるようになります。」
Nutanix Inc.について
Nutanixは、ハイブリッド・マルチクラウドコンピューティングのリーダーとして、あらゆる場所でアプリケーションやAIを実行し、データを管理するための安全かつ統合されたプラットフォームを企業に提供しています。Nutanixソフトウェアを利用することで、従来型および最新のアプリケーションの運用を簡素化でき、企業は本来のビジネス目標に集中することが可能になります。Nutanixは、世界中29,000社以上の企業から高い信頼を獲得しており、企業のデジタル変革と一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッドマルチクラウド環境の運用を支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jaをご覧ください。または@NutanixJapanより、フォローしてください。