お客様

Auto Europe、 新型コロナウィルスに伴うパンデミック下で、Nuanixによりリモートワーク環境を加速 

グローバルな自動車レンタル仲介業者がNutanix Cloud Platform により従業員の在宅勤務をサポートし、旅行業界が一時休業する中、新技術の開発に専念可能に。

業界

交通・運輸、Eコマース

導入によるビジネスのメリット

  • 仮想デスクトップの導入に必要なパフォーマンスと拡張性の確保
  • インフラ管理の簡素化

ソリューション

Nutanix Cloud Platform

  • AOS ソフトウェア、および AHV ハイパーバイザー

アプリケーション

  • Citrix VDI Virtual Desktops

Nutanixにより、Auto Europeグループは仮想デスクトップを活用して従業員が完全に在宅勤務ができるように迅速に移行しました。Nutanixのソリューションにより、システムパフォーマンス向上、管理の簡素化、災害対策の強化が実現できました。さらに、VMware ESXからNutanix AHVへの移行により、ハイパーバイザーのライセンスコストを削減することができました。

Nutanixは、世界的なパンデミックの中、事業継続性の確保と革新ために必要になる、容易な拡張性、パフォーマンス、俊敏性、回復力を提供してくれました。

– Auto Europe グループ eコマース担当CMO兼CIO兼VP Karen Schaffer氏

課題

Auto Europeグループは、国際的なレンタカーサービスの世界的リーダーで、同社のサービスを通じ、顧客は世界中どこにいても旅行に最適な車を検索することができます。同社のeコマースWebサイトでは、顧客や旅行代理店は主要レンタカープ会社の料金を検索・比較することができます。単一ブランドに依存せず、幅広い料金とサービスを探すことができます。Auto Europe社は現在、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカの180カ国・約2万4,000カ所のレンタカーステーションで働く旅行代理店や仲介業者にサービスを提供しています。

VDIの拡張性とパフォーマンスの不足

Auto Europe社は、2013年に仮想デスクトップを従業員に導入することを決定しました。Auto EuropeグループのCMO eコマース部門のKaren Schaffer 氏は、次のように述べています。「既存のターミナルサービスからVDIに移行し、ミュンヘン、シドニー、リスボンにあるリモートコールセンターのシステムパフォーマンスを向上させる方法を探していました。」

Auto Europe社 IT部門 本部長のPeter Doyon氏は、次のように述べています。「私たちが抱えていた最大の問題の1つは、旧来のSANと複数の「高価な超高速大型コンピューター」システムで構成される旧モデルのインフラストラクチャを管理しようとしたことでした。その環境を拡張するのはほとんど不可能でした。新しいサーバーインフラを追加には、すべてのファイバーチャネルスイッチまたはSAN全体をアップグレードしなければいけず、古いノードは新しいノードと互換性がありませんでした。 ノードを段階的に追加して、必要に応じて迅速に拡張できる柔軟なソリューションが必要でした。」

ソリューション

Auto Europe社は、2013年に最初のNutanixシステムを導入しました。同社は、VDIインフラストラクチャを評価するために、4ノードのブロックから展開し、そこから環境が急速に拡大しました。現在利用していない旧予約システムを除いて、企業のすべてのワークロードがNutanixで実行されています。アプリケーション開発チームは、Kubernetesにも取り組んでおり、ロールアウトしようとしています。

現在、42TBのストレージと約660人の仮想デスクトップ環境がNutanix Enterprise Cloud基盤で実行されています。Auto Europe社のITチームは、Nutanix Filesを使用して、すべてのユーザーデータ、ファイル共有、プロファイルデータ、共有システム、Web/アプリケーションサーバー、システムログなど、すべてをNetAppのSANから移行しました。「従来のNASストレージを完全に廃止しました。現在は、NetApp環境を廃止し、すべてNutanix Filesに移行を終えています。」とDoyon氏は述べています。

ESXからAHVへの移行

仮想デスクトップを導入した後、Auto Europe社はVMware ESX環境からNutanixハイパーバイザーAHVに移行しました。Doyon氏は次のように述べています。「NutanixがAHVを発表したとき、私たちは真っ先にAHVを本番環境に採用する最初の企業の1つになろうと考えました。AHVで必要なことは全て実行でき、VMwareのライセンス費用を削減できてとても嬉しかったです。」

効果

容易な拡張性

Doyon氏と彼のチームにとってNutanixに移行することの最大のメリットは何かを尋ねた時、彼は容易な拡張性を挙げました。Doyon氏は次のようの述べています。「当社の業界では、非常に急激に状況が変化することがあります。顧客との新しい契約が締結されると、すぐにクラスター容量を拡張する必要がある場合があります。高価な超高速大型コンピューターとNASシステムからなる以前の環境では、新規インフラの導入に6カ月以上を要することもありました。Nutanixにより迅速かつ容易な拡張が可能になりました。現在は、発注するためNutanixに電話するだけで、1日程度で新たなブロックが調達でき、2週間以内に本番環境に展開できます。」

管理の簡素化

3層構造の環境をNutanixに移行することの2番目に大きな利点は、ハイパーコンバージド環境の管理が容易なことでした。Doyon氏は次のように述べています。「これまでアップグレードする際、ITチームがメンテナンス期間をスケジューリングする必要がありました。Nutanix導入後は、アップグレード作業は透過的に行われ、従業員は通常通りに働くことが可能です。これは当社のITチームが、特に1,500以上の仮想システムを運用する上で、大変喜ばしいことです。すべてのクリティカルなeCommerceシステムにパフォーマンスの影響を与えることなく、これらのメンテナンス作業をすべてやりくりするのは困難でした。」

リモートワークへの対応

Auto Europe Groupのeコマース担当バイスプレジデントであるKaren Schaffer氏は、次のように述べています。「仮想デスクトップとNutanixインフラストラクチャーを導入したことで、当社は完全リモートワークへとシームレスかつ柔軟に移行できました。パンデミックによって短期間で100%リモート化を強いられることがなければ、これほど迅速に移行することもなかったはずです。Nutanixを導入していなければ、より大変な移行作業になっていたと思います。Nutanixによって移行はシームレスに行われ、数日間で従業員全員をリモートデスクトップ環境へと切り替えることができました。」

DRとフェイルオーバーが改善

Auto Europe社は、5つのNutanixクラスターを備えたコアデータセンターに配備し、システム上のすべてのデータをフェイルオーバーのためにセカンダリデータセンターに毎晩複製しています。当社のITチームは現在、既存のデータセンターから新しい施設への移転の準備をしています。Doyon氏は次のように述べています。「Nutanixクラスター間でスナップミラーリングを行っているため、インフラをすばやく復元できます。Nutanixにより、フェイルオーバーが非常にシンプルなプロセスになりました。」

優れたサポート

Doyon氏は、次のように述べています。「Nutanixのサポートは非常に優れています。Nutanixのサポートチームは常に当社からの質問に回答し、問題を非常に迅速に問題を解決してくれます。COVID-19の影響で、部品をタイムリーに出荷するのは必ずしも容易ではありません。パンデミックの中にも関わらず、Nutanixに新たに発注すると、データセンターに移動して本番環境に移行するよりも早く納品されます。」

快適なパフォーマンスによりカスタマー・エクスペリエンスが改善

Schaffer氏は、次のようの述べています。「当社は24時間年中無休のコールセンターを運営するeコマース企業です。当社は世界中でサービスを提供しています。当社はローカル市場向けに43のグローバルに対応したウェブサイトがあります。 クライアントや旅行代理店から依頼があれば、すべてのサプライヤーに迅速に対応し、できるだけ早くお客様に料金をお知らせします。また、レンタル前とレンタル中のお客様からのご質問やご質問にもお答えしています。ネットワークと応答のスピードは、カスタマーサービスの観点から当社の成功に不可欠です。 Nutanixにより、お客様に迅速に対応するために必要なパフォーマンスが得られ、オンライン・エクスペリエンスが向上し、お客様のロイヤリテーが高まります。」

今後の展開

Schaffer氏は、次のように述べています。「パンデミックが始まった当初、当社はおそらく3〜6か月程度のビジネス停滞を見込んでいましたが、現在は早くとも2021年後半まで低迷したままであるように予想しています。しかし、当社はグローバル企業なので、北米とオーストラリアの市場はほぼ停滞していますが、ヨーロッパ国内では昨年から約20〜30%程度しか減速していません。」