Nutanix 認定プロフェッショナル - マルチクラウドインフラストラクチャー (NCP-MCI) 認定は、エンタープライズ向けのクラウド環境における Nutanix AOS 5.20 の導入、管理、およびトラブルシューティングに関して受験者のスキルと能力を証明し、有償の IT 資格の第 8 位にランクされました。
受験者は、約 3 ~ 6 ヶ月程度の AOS の実装の実務経験を持っていることをお勧めします。通常、インフラ担当者で、Nutanix AOS 5.20 ノード、ブロック、クラスタの導入と管理が可能で、Prism Element を使用して AHV ホストと仮想マシンを監視、管理、トラブルシューティングできる必要があります。また、一般的なシステム管理経験(通常 1 ~ 2 年)を有していることが望ましいとされています。
目標とする知識
セクション 1 – Nutanix Enterprise Cloud の概念の理解
- Acropolis、Prism (ElementとCentral)、そしてAHVの提供機能の説明および区別
セクション 2 – Nutanixクラスタの管理
- Nutanix クラスタでのノード操作と管理
- 任意のシナリオでの ROBO サイトの導入
セクション 3 – Nutanix クラスタのセキュリティ確保
- 任意のシナリオでの RBAC の構成
- SSL 証明書のインストール
- 認証およびパスワード管理の説明
- 保存データ暗号化 (DARE) 機能の説明
セクション 4 – ネットワークの構成および管理
- 任意のシナリオでのネットワーク構成
- AHV ネットワークコンポーネントおよび構成設定の説明
- AHV マネージドネットワークと非マネージドネットワークの違いの説明
- AHV ボンドモードの説明
セクション 5 – 仮想マシン (VM) の作成・管理
- VM 移行に関するツールと手法の理解
- VM の作成および展開
- 任意のシナリオでの VM 構成の修正
- 任意のシナリオでのアフィニティルールの構成
- ライブマイグレーションの説明
セクション 6 – クラスタの健全性およびアラートの監視
- 任意のシナリオでの Nutanix クラスタと VM のパフォーマンスおよび健全性の分析
- クラスタ監視の構成
セクション 7 – Nutanix 分散ストレージファブリックの理解
- ストレージコンストラクトのコンポーネントおよびスナップショットやクローンなどのデータパスの認識
- ストレージコンテナを作成する方法および Nutanix コンテナ上での重複排除、 圧縮、イレージャーコーディングの構成方法の理解
セクション 8 – Acropolis ストレージサービスの説明
- Nutanix Volumes の定義および構成
- Nutanix Files のユースケースの定義
セクション 9 – データ回復力の理解
- 任意のシナリオでの VM の高可用性の構成
- 任意のシナリオでの、レプリケーションファクターに関連したディスク障害、CVM 障害、およびノード障害を含むフェイルオーバープロセスの理解
- データパスの冗長性の説明
セクション 10 – データ保護の実装
- 任意のシナリオでの保護ドメインの構成
- Leap の可用性ゾーンの説明
セクション 11 – Prism Central の理解
- Prism Element と Prism Central の説明および区別。VM 、クラスタ、ホスト、ディスク、ストレージコンテナに関する情報の表示方法ならびにパフォーマンスグラフ、アラート、統計情報の作成および監視方法の理解
セクション 12 – ライフサイクル運用の実施
- 任意のシナリオでのクラスタの開始、停止、および拡張するプロセスの理解。クラスタ内でのノードの開始およびシャットダウン方法、およびクラスタからのノード削除方法の説明。
- Nutanix クラスタでアップグレードの実施
- ライセンスのインストール、アップグレード、および再利用の実施
特典
NCP-MCI認定を獲得すると、Nutanix認定者限定のコミュニティに参加でき、以下の具体的な特典を得られます:
- NCP-MCI ロゴの利用
- Credly からの NCP-MCI ディジタルバッジ
- Nutanix 認定ストアへのアクセス
- Nutanix イベントでの割引
- 教育プログラムへの早期アクセス
詳細やご質問は、university@nutanix.comまでお問い合わせください。